7/3(土)は、また川奈地磯へイサキ狙いに釣行。
週末はずっと雨予報だが、平日の仕事と家事で疲弊した精神のバランスを保つためにも何とか釣りに行きたい。自由に自分の好きなことを思いっきりやって、体を動かし、人生の充実感を得たいのだ。先週からカルパッチョさんがイシガキダイを釣り始めたので自分も今年のイシガキダイシーズンを開幕すべくザリガニを採取したのでさっそくイシガキダイを狙ってみたいし、先々週のように良型イサキを数釣りたい。
金曜帰宅後に天気予報と雨雲の動きとにらめっこした結果、土曜の1:00~7:00頃まで伊東周辺の雨足が弱まりそう。雨雲の動きを見ると、最近話題の線状降水帯と思われる大雨の地域が箱根~神奈川県にかけて発生しているように見える。ということは梅雨前線がその付近にあり、その南の伊東は案外予報が外れて曇りになるかもしれない。波予報も南西からの波なので東伊豆は大丈夫そう。正常性バイアスにかかった考えが危険なのは十分承知なので、無理の無い範囲でと自分に言い聞かせる。
妻が車を使うとのことで出発は予定より3時間遅れ。夜釣り時間は2:00~4:00と短時間になりそうなのでコマセは少量ですみそう。よって、以前の余りを使用し購入しないことに。豪雨の小田原厚木道路を経由し真鶴の青木釣具店通過時に店を見ると店が閉まっている。通常土日前の夜間は24時間営業だが大雨でお客が来ないとふんで店を閉めたようだ。餌持って来て良かった。。。今日は2:00~4:00まで夜釣りし、4:00~6:00までザリガニでイシガキダイを狙う計画。
釣り場到着は予想通り2:00前、雨は一時的に収まっており海も比較的おだやか。雨の日はプレッシャーが低く魚が良く釣れるとの話もあるので、イサキ大漁を期待して釣り始める。棚2ヒロ位でコマセをガンガン撒いて釣り始めるも全くイサキの気配無し。時々ネンブツダイが釣れるのみ。。。夜光虫の光で、餌を撒くと海面付近に魚が群がる様子が何となくわかるのだが、釣果の無い先週と同様の状況を辿る。雨は強くなったり弱くなったりの繰り返し。1600円で中古で買った雨具は水がしみ込んできてビチャビチャ。安物買いの何とやら。3:30頃、やっとウキがまともに沈み上がって来たのはカサゴ24cm。
それから、フグや子ムツなどネンブツダイ以外が釣れ始めたので、ようやく魚が寄ってきたかと期待するが、結局、良型の魚は掛からず。4:00にはコマセが尽きて終了。夜釣りは1匹で終わってしまった。がっくり。
空が明るくなってきたので底物タックルを準備しイシガキダイ釣り開始。まだ時間が早すぎるのか当たり無し。5:00頃、足元に仕掛けを垂らしてのんびり待っているとモゾモゾとした当たりで餌が取られ始めた。ブダイっぽいがブダイはまだ寝ている時間のはず。石物っぽくない当たりなのでカンダイかもと期待してしまう。やがて針掛りし、よっしゃー!とぶり上げると23cmのイシガキダイ。。。
さらに22.5cmのイシガキダイ追加しキープ。6:00に時間切れで終了。雨足も強くなって来た。残ったザリガニは次回に持ち越しです。イシガキダイは南から渡って来ると思うので、良型を釣るには南伊豆の方が良いかも。
帰り道、雨が強まって来る。8:00まで伊東で仮眠後に8:30頃に熱海通過、熱海ビーチラインや真鶴道路は大雨で封鎖。湯河原~真鶴間では山側の道から川のように水が流れ込んでいてびっくり。江の浦付近では山側から水が噴き出して15cm位水が溜まった場所があり、車は皆そろそろと通過。車の底が錆びて痛まないか心配。後でネット情報を見ると、「江の浦石産(株)の採石場から大量の雨水とともに土砂が流出し県道740号線が通行止め」とあったので、その水が下の国道135号まで流れて来ていたものと思われる。テレビの天気予報で午後から曇りになるとのこと。釣りに行くタイミングを誤ったか。これから伊東へ引き返して残ったザリガニでイシガキダイを狙うべきかとも思いましたが、もう着替えが無いので今日は止めておくことに。帰りに江の浦で135号線でも土砂崩れが起こっていたりしたら洒落にならんし。
小田原厚木道路で帰ろうと思っていたのですが、何と大雨で通行止め。えー!。だいぶ雨は収まってきているのになぜと納得できない思いでしたが国道1号線で帰宅。国道1号線は上りは空いていたが、下りが大渋滞。テレビで東名が通行止めと言っていたのでその影響か。東海道新幹線、東海道本線も運休しているとのことで大変そう。やはり、小田原厚木道路通行止めはやりすぎでは?。酒匂川はかなりの増水で橋桁がもつのか心配になるレベル。と思っていたら、沼津の黄瀬川大橋の橋桁が陥没したニュース。酒匂川で同じことが起こっても不思議ではない。
帰宅後、ネットを見ると熱海で10:30頃に土石流が発生したというニュース。映像で伊豆山の方で家が流される様子が映され20人程度安否不明とのことで詳細は分からないようだが、情報を追っていると、土石流は国道135号線を突っ切ったようで、路線バスが巻き込まれた写真があり通行止めとのこと。午後も釣ろうと戻っていたら巻き込まれていた可能性がありゾッとする。発生地点の写真は沢の上流のメガソーラー付近の整地された斜面。産廃土砂の処分場とのことで沢を埋め立てて盛り土された場所で数年前から土砂が運びこまれていたとのこと。メガソーラー開発と因果関係が無いかも問題となっている様子。巻き込まれた世帯は100以上とのこと。当初ニュースで聞いた状況より状況は深刻なようだ。土曜夜からはまた雨が強まるとのことなので、十分な救助活動もできず、土石流起点部では斜面にクラックが見つかっており、さらなる危険があり悲惨な状況だ。
道路も東名だけでなく、東西を結ぶ国道1号、135号、246号、138号も全て通行止めとなっているようで、新幹線、東海道本線も運転取りやめなので、東西交通が完全に断たれてしまっていた模様。熱海の雨量は観測史上最大と100年に1度位の雨だったようで、思った以上に状況は深刻だったようだ。運良く大きな影響は受けなかったとはいえ、こんな時に釣りに行ったのは完全に誤りでしたね。。。
本日のお土産はイシガキダイ2(23cm、22.5cm)、カサゴ1(24cm)、子ムツ1と小物ばかり。