5/23(日)、長い体調不良からやっと回復し、4/24以来の1ヵ月ぶりの釣行。石鯛連勝記録を伸ばしたい気持ちと、体力が不安なので重い魚は釣れて欲しくないという相反する気持ちで実績場の宇佐美の長根に入り、見事玉砕しました。でも、体力的に辛くはなかったので、結果としては良いリハビリになり、これで完全復活となりそうです。
体調不良ですが、4/24帰宅後に体のだるさを感じてから、熱が2週間続き、熱に弱い自分は倦怠感と頭痛でダウンしていました。日中は37.2~37.8℃、深夜から朝方になると38℃台と繰り返す良く分からない症状。せっかくのGWが丸々潰れましたが、命あっての物種。病気には勝てません。意図せず模範的な外出自粛となってしまいました。。。まさかコロナ?とも思いましたが、味覚・臭覚異常は無く、医者ではPCR検査陰性、肺レントゲン異常なし、血液検査では白血球増加なしでCRP値高め(炎症ある場合高い)ということで、コロナじゃなく、何かウイルス性の風邪だろうとのこと。3週目に入っても37.0~37.2℃位の微熱が残りましたが、これ以上動かないでいるとエコノミー症候群のように血栓で死ぬんじゃないかと不安になったので、歩く練習を開始し職場復帰。4週目半ばにやっと小走りできる元気が出てフラフラ感も取れたので復帰戦に出ることとした次第です。体重が4kg減って、丸々筋肉が無くなったのが不安です。斜面を下る時にロープをしっかり握ってられるだろうか。。。
4月末時点での近所の医者での対応を参考までに記載すると、
・電話連絡するとコロナ陽性者や海外帰国者との濃厚接触があるか聞かれ「無い」と答える。
・37.5℃以上は別室、37.5℃未満は通常診察とのことで家で37.2℃だったので通常診察で行くも病院で再度測ると37.5℃だったのでプレハブっぽいほぼ屋外の別室に通される。
・低めの熱が継続している旨を伝えると「風邪っぽい症状だけではコロナ分からないから希望ならPCR検査するよ?」と言われる。希望を聞かれても、それを判断してもらいに通院したのだけれど。。。と思いつつ、白黒はっきりさせたいのでPCR検査を受ける。唾液を2ml採取して終了。
・PCR検査しない場合は自由に出歩き可能だが、検査した場合は結果が出るまで自宅待機とのことで、翌日、電話で陰性が伝えられるまで完全自宅待機。
・症状が続くので数日後レントゲンと血液検査をするも異常なし。
まあ、軽い風邪症状では積極的にPCR検査しようとはならないようです。積極的な封じ込めは行わない国や都の方針に沿った対応なのでしょうか?
話を5/23の釣行に戻すと、前回釣行から1ヵ月経過したので気温の高さが心配でしたが、この日は朝から肌寒く杞憂でした。びっくりしたのはレギュラーガソリン140円台の看板が多かったこと。1ヵ月前から20円位上がった感覚。若干、タイムスリップした気分です。餌は行きがけに青木釣具店でサザエ1kg購入。1300円也。こちらは据え置き価格でうれしい。いつもならフカセ用のコマセも購入しますが、今日はリハビリなので荷物軽量化のためサザエのみ。
今日の計画は、朝8:30の潮位50cmで長根に渡り、日中はのんびりとイシダイ釣りを楽しみ、夜8:30の潮位60cmで戻る予定。12時間あるので餌は1.5kgは欲しかったのですが、釣れて帰りの荷物が重くなることを恐れた気持ちが働き、1kgに留めました。釣りたい気持ち半分、釣りたくない気持ち半分。
体力低下に配慮して早めの6:00頃に斜面をゴロタへ下りて行きます。案の定、毛虫たちは成長しており、そこかしこに大きな毛虫が。しかし、これまで体に触れそうな植生の剪定を進めてきた甲斐あって、毛虫に触れそうになる懸念はありませんでした。植生が成長する前の剪定は予想以上に効果的。今日も追加の剪定をしながら降りて行きます。
ゴロタへ着き一息つくと、生まれたての小鹿のように足がプルプルと震え出しました。久しぶりに筋肉を使って体がびっくりしたのでしょうか。まあ歩き始めれば回復するでしょう。前日までの雨の影響で海水の透明度はあまり良くないですが、ウネリや風は無く良い釣り日和です。
無理せずゆっくり長根へゴロタを進みます。
釣りたくない気持ちが半分あるため、前回のように願掛けに毛虫とウミガメの死骸の写真を撮るのは止めました。40分弱のゴロタ歩きの後、長根付近に到着。少し休憩して7:30頃に、ウェダーを履いて溝を渡ります。まだ潮位は少し高いですが、今日は帰りの方が行きよりも潮位が高いので、その予行練習も兼ねて潮が下りきらないうちに渡ります。
8:00頃、1本目の竿をセットすると、すぐに当たりがありウツボが釣れます。今日はウツボ活性が高そう。
9:00には2本目もセット完了。
10:00に2本目のウツボ。
しかし、その後は当たりが遠のきます。
休んでいた1ヵ月の間に季節は移り変わっており、今年、はじめてイソヌカカの襲来に悩まされることに。とうとう今年も始まってしまいましたか。こうなると、快適な釣りが難しくなります。イソヌカカやカに対して、自分は避ける派ではなく戦う派です。足元にたかって来た相手を、数十匹倒すとかなり個体密度が減って楽になる気がするのですが、気のせい?
当たりのない置き竿は暇なので、わずかに磯に残るハンバノリでブダイを狙うことに。
11:11、1匹目のブダイ、30cm強。
12:00頃、全く反応が無かった置き竿がいきなりフイっと食い込むような動作を見せて元に戻ります。何事かと巻き上げるとベラがスレ掛かり。せっかくなので食材の足しにお持ち帰り。
13:00頃、2匹目のブダイ、30cm強。
1時間位お昼寝した後、釣りを再開するも、イシダイもブダイも反応が全く無くなってしまいました。つまらない。夕方、再びウツボの活性が高まり、2本ほどウツボが釣れますが暗くなってくると再度当たりが無くなります。
ふと長根の陸側を見ると、釣り人が一人準備中。長根まで人が来たのはこれまでの今日を入れた12回の釣行で初めてなのでびっくり。しかも日曜の夕方の時間に何しにきたんだろう。ゴロタからフカセ釣りするのでしょうか。
18:00頃には餌が尽き、日も落ちてきたので、干潮の潮止まりにはまだ早いですが片付け始めます。すると、もう1人釣り人が。そして二人ともウェダーを履き始めました。あれっ、もしかしてこれから長根に渡って来て明日の朝まで釣るのか?
帰宅が遅くなりたくなかったので、潮止まりにはまだ早い19:30頃に少し無理して溝を渡ります。2人の方に話を伺うと、長根は初めてで夜釣りの泳がせでアオリイカを狙い朝に帰るとのこと。なんでわざわざ長根?と不思議に思って聞くと、何と、自分のブログを参考にやって来たとのこと。こんな偶然もあるんですね。自分がブログを書く目的として、忘備録の他に、いままで先人の記事を参考にさせてもらったことに対して、自分も後継に参考になる情報を残せればという思いもあったのですが、まさに参考にしてくれている人がいて何だかうれしくなります。基本、単独釣行の寂しいぼっちなので、こういうことがあると、少し人とのつながりを感じられて良いですね。人が来ないと思って潮だまりをブダイの血抜きで汚してしまったことを謝り、満潮時の波は怖いので、くれぐれも気を付けてと伝え別れます。結局、何か釣れたのでしょうか。この時期、運が良いとジャンボイサキ、ヘダイ、クロダイなど釣れるので、可能であれば自分も夜釣りやりたかった。。。宇佐美側から40分かけて来たと言っていましたが、自分は北側から40分ゴロタ歩きで、その前に10分の斜面下りがある事を考えると南からのアプローチの方が実は楽?そのうち試してみますか。。。
本日の釣果は、ブダイ2、ベラ1。今週分の食料としては十分なので満足。
石鯛が釣れなかったのは残念ですが、のんびりと無理のない釣りだったので、リハビリとしては丁度良い塩梅でした。磯釣りに復帰できたのはうれしいですが、今年もイソヌカカに悩ませられる季節が始まったかと思うと悩ましい。離島の長い堤防の先ならばイソヌカカはいなくて快適ですが、半島周りの地磯ではそうもいきません。まあ、イソヌカカを吹き飛ばしてくれ、かつ釣りの邪魔にならない、適度な風に期待しますか。。。