12/26(土)、今週末は土曜の午前中しか時間が取れないため、朝3時~夜明けまで夜釣りでメジナを狙います。比較的近いと網代あたりが確実なのですが、せっかくなので、先週の釣行で出会った釣り人にお勧めされた八幡野上磯のトヨ根に行くことに。いつものようにオキアミ3kg分のコマセを持って行きます。
イガイガ根の駐車場から坂を上がって林を突っ切り、突き当りの海沿いの遊歩道に出ると、お地蔵様があり、その脇に下へ続く道があります。が、そちらへは行かず、先週行った右方向の「赤根の浜」と逆の左方向へ進みます。すると、すぐに「トヨ」と書かれた標識がありました。しかし、トヨ根へと続く道が良く分からない。。。ネットで調べると、さっきのお地蔵様の道を下ると、無名磯、トヨ根へと行ける様子。
お地蔵様脇の、そこそこ急な道を下って行き、左前方の張り出した岩場に到着。ここがトヨ根?、結構大きなうねりが入っており、先端は時々しぶきを浴びていて危険そう。ライトで照らすと、先端の下へ下りるのは高低差があり危なさそうだし、水深が無い様子。これはトヨ根でなく無名磯の方でしょう。隣の、もっと海に張り出している方の岩場へ移動します。
トヨ根に到着するも、沖に向かって右前方の新島方面からのウネリで先端はずぶ濡れ、右側手前の比較的安全そうな箇所でやることに。本当は左側がウネリと逆方向で足場が低く釣りやすいことが明るくなってから分かるのですが、この時はそこまで確認する余裕がありませんでした。
ウネリの影響で手前はサラシでごちゃごちゃ。仕掛けを入れても、すぐに沖へ払い出してしまう。15m位先からサラシが落ち着き、30m位先で流れが止まる感じ。コマセが散ってしまい、今日も駄目そうです。
準備して、3:30頃から坊主覚悟で釣り始めますが、エサは取られないし魚の気配も無いし半ばあきらめ気味に続けると、やがて餌が取られ始め、4:26、やっとメジナが釣れた。
31cmと夜釣りにしてはサイズは今一だけど、とりあえず、メジナの存在が確認できてほっとします。ヒットポイントは、やはり沖へ払い出した後に流れが緩んで仕掛けが安定するあたり。棚は2ヒロ位。
同様に流すと、2回程、良い手ごたえの当たりがありましたが、ぶり上げ時のバラシと、針だけもって行かれる結果に。特に後の方は結構引いたので悔しいですが、イスズミかもしれませんね。ハタンポも2匹程釣れました。まだまだ水温は暖かそう。
まだ暗いうちに、沖に向かって左手の田中磯に釣り人が入って来て夜釣り開始しますが、ウネリがもろに当たる先端でやっている為か、釣れてなさそう。そのあと、右手の天馬尻にも2名入った様子。こちらは夜釣りはしていなさそうですが、ライトが少しまぶしい。もう少し光量を控えてもらえると助かるのですが、まあ、暗いと危険だから仕方ないか。。。
5:16頃、やっと2匹目35cmメジナ。1匹目より手ごたえがあって楽しい。
その後 もう1匹34cmのメジナを追加するも、明るくなってくるにつれ、付けエサが残りはじめ、やがて餌も無くなり終了。入れ食いとは行きませんでしたが、ポツポツと良型が5回ヒットしたので楽しめました。もうすこし海が落ち着くと、楽しい夜釣りができそうな場所です。風が無く寒さを感じなかったのは助かりました。
道具を片付け始めると1人釣り人がやってきました。フカセでメジナ狙いとのこと。いつものように話を伺うと自分の1つ年上とのことですが相当の玄人の様。海釣りを始めたのは2年程前の様ですが、メインのアユ釣りは何十年もやり込んでおり、夏場は毎週遠征して数十匹釣っては料亭等へ卸しているそうなので達人の域と思われます。う~、可能であれば弟子入りしたい。海釣りの先輩として、夜釣りとイシガキダイ釣りはお勧めしておきましたが、港でメーター級の鰆やブリなどを釣られているようなので、腕と経験では負けてそうです。もしアユ釣りにお供させてもらうならば、オフロードバイクと沢へ下りるロープの準備が必要なようです。1時間位は話させて頂いたでしょうか。もっと話を聞きたかったですが、あいにく今日は時間が無いので8:30頃には切り上げて、泣く泣く帰路につきます。最後に磯の写真を撮ります。肝心のトヨ根の写真は撮り忘れました。
海に向かって右手の天馬尻。2人ほど入っています。手前は今回の釣り座。
天馬尻より手前にある無名磯。凪なら先端の出っ張った岩へ下りられそう。
左手に見える田中磯、人数が増えて、帰る時は3人ほどいました。比較的、人気が高そうです。
本日の釣果は、メジナ3(35cm、34cm、31cm)
短時間の夜釣りでお土産を確保する作戦としては成功ですが、欲を言えば魚種が多いと良かった。
トヨ根は教えてもらった通り、夜釣りには最適な場所でした。ただ、今回釣った場所は足場が高いのでぶっこ抜きが安全です。赤根の浜の方が、何が来るか分からないドキドキ感は高い気がしますが、メジナ狙いならこちらに軍配が上がりました。自分はどちらかというと、前者が好みですが。
アメーバピックが広告を張るように促してきてうるさいので、いつも使っている装備を下に張りました。GENTOSのライトは、BIGカメラで購入して安かった記憶があります。1200円程度と安く、魚を刺激しない赤色LEDが重宝します。カニやザリガニを採る際、白色LEDだと、すぐに逃げてしまいますが、赤色LEDだと逃げる確率が3分の1位となります。赤色は可視光の中で一番エネルギーが小さいので生物にとって刺激がすくないのでしょう。予備に100円ショップのLEDライトも2個ほど持参します。背負子は現在Lサイズを使用していますが、離島のバス車内や、獣道のブッシュで車輪がひっかかりやすいので、今度、Mサイズを買って使い分けようと思っています。やや重めですが、値段に対してベルトのクッション性と丈夫さは秀逸でおススメ。夜釣りで使う針は、ライトを当てると光るささめ針の「カラーチヌ 3号 夜光グリーン(胴打ちでないもの)」を上州屋で購入して使用しており、光らない針よりも釣れる気がしてます。2号でも良いのですが、最近、針をぶち折られる事が多いので3号を使用。1袋の値段が同じで入っている針数も一緒なので、なんとなく3号の方がお得な気分がします。参考まで。