11/29(日)、先週は撃沈され川奈の石物は釣り切られてもう終わりかと思いましたが、もしかすると潮のせいかもしれないと思い、最後のチャレンジということで今回も川奈へ行くことに。大潮なので期待します。保険として冷凍庫に保管してあるコマセの残りも持っていこうと思いましたが失念。まあ、何か釣れるでしょう。
今回のエサは、前回同様に通販のポケットマルシェで購入したサザエ1.5kg(1850円)と採取したザリガニ10匹ほど。前回の様子だと、この分量だと瞬殺されて3時間位で終わりそうなので、今回、村越成海さんのライト石鯛の記事の内容をまねて、行きがけに真鶴でエサ用のカニを採ることに。丁度大潮で前日の22:00頃に大きく引くので、その時間を狙って家を出ます。
真鶴の三ツ石側と番場浦の駐車場は有料化されたと聞いたいたので様子見に行くと、駐車場入り口に券売機が設置されていました。ただ、ゲートは無く、券売機で買った駐車券をダッシュボードに置いておく方式。昼間に人がいる時は券を買わなくてはいけなさそうですが、夜間のみ停める分には券を買わずとも大丈夫そうです。
三ツ石側の浜に降りて行くと、深夜にもかかわらずヘッドライトがあちこちにちらほら輝いています。さすが釣りのメッカ。それなりに夜釣りを頑張っている人がいるようです。村越さんの記事だと、三ツ石に渡る途中にカニが採れる場所があるということですが、長靴で滑るのでなるべく岸近くで採取することに。まずは、三ツ石への渡り始めの箇所付近で、緑の海藻が石が薄い砂の上に散乱してい箇所で、片っ端から石をひっくり返して行きます。すると、獲れるはは捕れるは。石と砂の間はカニが潜りやすいのか、1個1匹くらいの確率で、あっという間に100匹を超えるカニを採取できました。カニは夜行性だと思ってたのですが、石の下でじっとしているものばかり。昼行性なのか、あるいは潮が引いているからか。イソガニよりもサイズが小さいものばかりなので、水際の岩場にも行ってみることに。しかしこちらは全くカニの姿無し。水中にはちらほら姿を見ますが陸上にはいないようです。水たまりの中にエビがいるので、これも餌になるかもしれないと思い、網でエビを数匹採取し撤収します。
途中仮眠を取った後、現地到着。それにしても寒くなった。外気温は9℃と一桁台。まだ早いですが、4:00頃に磯へ下りて行きます。潮が満ちてきていましたが一応カニを探しマガニを1匹確保。これが今日のカニ餌。たっぷりあります。
まだ夜明けまでに時間があるので、さっそくカニをぶっこんで釣り開始。でも全く反応なし。匂いが無いので夜は厳しいのか。暇なので採取したエビでフカセを開始。でもコマセが無いので全く釣れる気がしない。と、ラインの竿への絡まりを直そうとしていた時、いきなりウキが勢いよく沈みまました。おっ!これは大物だ!と重みを感じた瞬間、ぶっちぎられました。。。普段、フカセはオープンベールでラインを少しずつ出しながらやっているのですが、この時はたまたまラインに余裕が無い状態で瞬間的な力でやられてしまいました。油断した。。。ハリスを切られたと思いましたが、2号のチヌ針が折られていました。そこそこの大きさのメジナっぽい感じだったのに。。。その後も続けましたが、結局当たりはその1回のみで、あとはエサも取られずに朝を向かえます。
明るくなったのでサザエでの底物開始。同時に、沢山あるカニを消費しないといけない為、並行して手持ちでカニ餌で底物を狙います。サザエを投入すると、当たりは頻繁にありますが常に小魚がつついている状況。ちいさな当たりで瞬殺されていきます。カニはほとんど当たり無く瞬殺されていきます。小さいカニなので餌もちが悪いのだろうか。。。唯一、1匹だけ確保したマガニを投入した時だけ当たりが大きく出たような気がします。
カニを打ち返していると、いきなり竿が何の前触れもなく突っ込みました。結構な重さ。引きの具合はイラかブダイと思われますがかなり大物で期待しますが、姿を見る前にフッと軽くなり終了。今日は駄目な気がする。。。
8:29にカニ餌でやっと釣れたのは手のひら大のイシガキダイ。リリース。
その後、延々とカニを打ち返すも全く釣れる気がしない。小物が食べないサザエの芯が溜まってきたので、それを数珠掛けして竿2本で放置しますが、本命の当たりはなし。感触的に、良型が全て釣り切られ、海の中は手のひらサイズが乱舞している気がする。その後、片方をカニ餌に戻したりするも餌やり状態。ウツボの活性は高いようでサザエを頻繁にいたずらされます。風はほとんど無いのですが、それでも北風が冷たい。暖パンを履いてくるんだった。寒さで心が折れそうです。
13:20頃、辛抱たまらず、虎の子のザリガニを投入。するとすぐ釣れた。26cmイシガキダイ。小さいですが、これ以上の大きさが釣れる気がしないので坊主回避のためにキープ。
13:39、手のひら大イシガキダイ。
14:01、放置のサザエの竿がやっと食い込んだ。ただ、軽い。24cmのアカハタ。これもキープ。
14:04、手のひら大イシガキダイ追加、さすがザリガニ。食い込みはピカイチです。ただ、今日は玉数が少ないので、すぐに玉切れで終了。
夕方に先週のルアーマンの方が来られて勝負されていましたが、今日もまた駄目だった模様。
その後、大量にあるカニを日暮れまで打ち返し続けますが、単なる時間の無駄でした。残ったカニを処分して満月に照らされながら撤退します。コマセを忘れなければ夕間詰のフカセ勝負が期待できたと思うと悔やまれます。ただ、非常に寒いので、これからコマセを調達して網代あたりで延長戦で夜釣りするかというと、そんな気力が無いのも事実。寒さと貧果に打ちのめされました。早く帰って家でヌクヌクしたい。
本日のお土産はイシガキダイ1(26cm)、アカハタ1(24cm)のみ。
川奈は行く度に確実に釣果・型が減ってきているので、もう底物は終了かもしれません。昨年のブログを読み返すと、昨年は西伊豆の黒崎で同様に連続して通って釣果の遷移を記録していましたが、通うにつれて同様の変化が見られていた点が面白く感じます。次回からはフカセでメジナ狙いかなあ。。。そろそろ真鶴で巨大メジナが釣れ出すころですし、久ぶりに常連さんの顔も見てみたい。。。
今日は自分の他1名で磯はほぼ一人占めでした。釣れなくなったことも原因かもしれませんが、プリンスが釣り人締め出しに本気を出してきたのも要因でしょう。皆さんバリケードを強行突破しているようですが、火に油をそそいでしまったようです。
先週までの有刺鉄線のバリケード。
本日の要塞化されたバリケード。
もう、ここを通ることはできないでしょうね。
伊東周辺でも最近なにやら嫌な感じのニュースが続いています。11/24に真鶴港沖で遺体が浮いているのを発見される。11/25に伊東でシュノーケリングをしていた男性遺体が下田で浮いているのが発見される。嘘か誠か伊東では市長も参加したゴルフコンペ後の100人規模の懇親会からクラスターが拡散したという噂がでており小野市長がパッシングを受けているとか。釣果も芳しくないので余計に不穏な空気を感じてしまいます。