今まで周辺に新型コロナと思われる事例は認められなかったが、遂に知人に感染疑いが。
知人の様子を聞くと、3/31(火)に仕事から帰ると寒気がして熱が出たそうである。37.5度以上の熱が4日続いたため、PCR検査を受けようと4/3(金)に保健所に連絡すると、いくら電話しても繋がらず、その日の連絡はあきめたとのこと。
翌4/4(土)も熱があったので、立川市保健所に電話がつながった。
電話相手の対応は極めてたどたどしく、マニュアルをただ読み上げるように淡々と質問されたとのこと。
海外渡航したか → いいえ。
海外渡航者と接触したか → いいえ
↓
熱が4日間続いたとのことであれば、医療機関に行ってください。PCR検査の対象外となります。
この数日後、横浜市の保健所の対応フローがネット上に公表された。
それによると、熱が出ただけでは検査の対象とはならず、加えて、呼吸器に異常が出て重症化してこないと検査を受けられない状況であることが判明した。おそらく、どの保健所にも同様のフローが配布され、結果、現状、一般国民は重症化しなければ、ほぼ検査を受けることができない状況となっている。
これでは、本人はコロナだとしても軽症だと感染を知る手立てが無いし、医療機関に行けば、医療従事者に感染するし、熱が下がって職場復帰すると感染者を広げてしまう。つまり、この体制を取る限り、コロナが蔓延する道しか残っていない。国や都道府県は、それが分かっていて、なぜPCR検査の拡充を行わないのか。。。
幸い、知人は4/5(日)には熱が下がったが、咳が残り、話をすると、むせてゴホゴホと咳が出る状況が続いたそうである。職場の上司に相談したが、結局、コロナか普通の風邪かの判断がつかないので、とりあえず、咳が続いた4/10(金)までは自宅で様子見とし、そのころには咳が収まったので、4/13(月)から職場に復帰したそうである。ちなみに、JR中央線を使って通勤している。
知人は、保健所の回答を受けて、かかりつけ医に相談したが以下の回答だったそうである。
・医者の方から保健所にPCR検査の要請を出しても、熱だけでは検査してもらえないだろう。
・薬が欲しければ電話対応で処方を出すことはできるが、対処療法でしかない。
・症状が急変して重症化した場合は救急車を呼んでください。
日本はまともにコロナ対応する気がないのか。。。