1/25(土)、先週は伊豆大島まで行ったにも関わらず全然釣れなかったので、近場で確実に良型を確保すべく網代へ向かう。事前の天気予報で日曜は雨だったので、風が収まる土曜日に夜釣りに行くことに。午前中は妻が車を使用するので、明るいうちに磯へ入れるように昼頃に出発したいと考えていた。しかし、待てど暮らせど妻が帰ってくる気配なし。夜釣りに行く旨は伝えたはずなのだが。。。しびれを切らして電話すると、まだ出先でノンビリしている様子。文句の1つでも言いたいところだが、言えば10倍返し、あるいは議論になりヒートアップすれば、釣りだけでなく過去の話まで持ち出されて全人格否定されること請け合い。ここは何も言わずに帰ってくるのを大人しく待つのが吉。
結局、出発時刻は当初の予定よりも2時間遅れ。釣り座に入る時には真っ暗になっていることでしょう。景色の写真など撮れないだろうから、途中、小田原のターンパイク箱根の入り口付近で信号待ちの間に標識の写真を撮る。撮った写真に特に意味は無いが、17:00の日暮れ間際に、まだこのあたりだったという証跡といったところか。
青木釣具店で撒餌用にアミエビ4kgを購入。以前買ったオカラとふすまが少し余っていたので、餌のまとまりを良くするため、アミエビと混ぜておく。しかし、以前、これらをのみを混ぜたエサで釣れたためしが無いので少々不安。
現地到着は18:00頃で既に辺りは真っ暗。駐車スペースに既に車が2台、屏風岩が開いているか心配だったが、先行者は屏風岩手前のゴロタと、立岩手前のゴロタで釣っていたので屏風岩へ。途中、屏風岩手間の釣り人に釣果を聞くと、明るい内に数は釣れたが皆サイズが小さく30cm前後を2匹キープしたのみとのこと。まあ、暗くなった今からが本番ですから。
釣り開始は18:30頃、ウネリは無く潮は沖方向へ流れており良い感じ。期待して釣り始めるが、エサが一向に取られない。網代でこんなに反応が無いのは初めてかも。やっぱり、エサの配合が悪かったのか。。。根気良く打ち返していれば、そのうち1匹は釣れるはずと頑張るが、1時間、2時間。。。餌が取られない。そして、エサが尽きる。数時間かけて来て、2時間半釣って釣れず、また数時間かけて帰ると考えると空しさが増す。。。
20:50頃、最後の一投、奇跡こいっ!と念じて仕掛けを投入してボーっとしていると、ススッ、奇跡的にウキが沈んだ!今の動きは魚だよな?と半身半疑で合わせると。。。ガッ!。。。根掛かり、しかも、竿をあおっても外れずガッチリ根掛かっている。。。終わった。この瞬間、今日の第一目的が、魚を釣ることから、どうやって電気ウキを無事回収するかに変わる。
1/12に電気ウキをロストしまくった反省を踏まえ、万一、引っ張った糸が切れてウキが流れていったとしても確実に回収できるよう、タモを準備した上で、回収作業に入る。どうかロストしませんように。。。糸を引っ張り始めると、あれっ?、ウキが上がって来る。しかも何か手応えがある。まさか魚?でも引っ張られないし小魚か?ウキを水面から引き上げてくると、針部分は岩陰で見えないが、結構重い物が着いている様子。そして岩陰から姿を現したのは、ウツボ~っ!お前か~。回収する前にぽろっと外れて海へ落下していく。
あれっ、針に何か着いてる。それは、ウツボに噛み切られ頭だけになったムラソイだった。一応、魚が釣れていたのか。これは坊主なのか?はたまた釣果なのか?。まあ、お土産が無いことには変わり無い。ウキ無事回収できた事を良しとして、帰るか。。。
帰りがけに先ほどの方に釣果を確認すると、やはりエサが取られず、あれから全く釣れなかったとのこと。どうやらコマセの配合の所為ではなく、本当に今日は魚がいなかったようだ。すると相手が「前に一度城ヶ崎の橋立で会いましたよね。確かサイツナでイシガキダイを釣ったと言ってましたよね。橋立で底物をしていた者です」と話かけてきた。ああっ!昨年の10/21に会って色々と教えてもらった方!本当に偶然でびっくり。ここぞとばかりいろいろ聞きまくります。
・昨日、いつも何かしら釣果がある赤沢のゴロタで初めて坊主を食らったのでここに来た。
・あの後、橋立には何回か通い、何匹かイシダイ、イシガキダイが釣れた。
・橋立は釣り座のすぐ脇にタイドプールがあるので家族で行って釣りしながら子供を遊ばせるのに丁度良い。
・ゴロタの釣りは流すと根がかりするので、仕掛けを止めて待つ。ウキ下は1ヒロ位。
・手前に撒いたコマセが効いていれば、コマセを遠投せずに仕掛けを遠投しても釣れる。
・連発した経験は数回で多くの場合はポツリポツリと釣れる。
色々と参考なります。ありがとうございました。
釣果は散々でしたが、やはり人と話すのは楽しく、偶然の出会いのおかげで良い思い出になりました。またどこかで再会するのが楽しみです。