11/10(日)、久米島二日目は、いろんなブログに記事があった、あこがれの「ハテの浜でのカスミアジ狙い」です。ハテの浜ツアーに参加し、ハテの浜の中の「中の浜」へ渡ります。2時間位の滞在時間のため、早速ルアータックルを準備してポイントを探します。

ハテの浜は、マエの浜、ナカの浜、ハテの浜の3つに分かれていますが、今回行ったのはナカの浜。浜の真ん中にポツンと建っているのはトイレです。


南方向を重点的に散策しますが、どこも浅い。。。船着き場付近は比較的深いですが、船が頻繁に来るとのことで釣っていると怒られそう。

 

適当にルアーを投げてみるも魚がいる気配がありません。少しでも深い場所を探そうとバシャバシャと膝上位まで水に浸かって、いろんな場所で投げてみますが反応なし。そして想定通りルアーを根掛かりで2個失います。お気に入りのルアーだったのに。。。3個目が根掛かりは何とか回収できましたが、この段階で心が折れました。ダメだこりゃ。自分の技術では釣れない。。。

ツアー終了後、ファミリーマートでパンを購入し昼食。久米島にコンビニは無いと思っていたのですが、ファミマが2件あり重宝しました。お昼に丁度大潮の干潮だったのでシールガチ橋へ向かいます。


まず空身で様子見です。さすが久米島随一の人気ポイント、釣り人が沢山います。水路でコマセ釣りの方が4人、橋上に1人。

 
 

コマセ釣りの方が潮溜まりに魚を生かしていたので写真をパシャリ。サイズは小さ目ですが沢山釣れています。

 

橋の上の方に伺うと、9:00頃にルアーに大きなカスミアジが掛かったそうですが、橋の反対側に走られてPEをぶっちぎられたそうです。フカセの方が橋の上に来てコマセを撒くと、大きな魚が集まってきます。魚の名前を聞くとトカジャーとのこと。橋の下をカスミアジやウミガメが通過するのも見えます。と、話し相手の竿に大物が。下を通るウミガメの中でも一際大きい巨大カメに針がひっかかってしまったようで、なすすべなく竿が折れそうになり、焦って橋の欄干でPEを擦り切っている様子を見て思わず笑ってしまいました。失礼。

 

今日はミーフガーか具志川漁港で釣ろうかと計画していたのですが、あまりに良さそうな場所なので荷物を橋の上に運び、14:00から次に潮が引く夜中の23:00頃まで籠城することに。滑りやすいとのことでしたが、橋自体はそれほど滑らず、手前の石垣の遊歩道の上が滑るので注意です。

 
橋の上から久米島側を見た様子。
 
奥武島側を見た様子。
 
みなさん干潮時の潮が緩んだ時に釣るようですが、潮止まりの時以外の水路はものすごい激流です。正に川の流れ。大きなウミカメが次々に流れて行き、また、逆行したり。数匹のトビエイ、アオリイカも流れていきます。いやあ、見ているだけで面白い。

さっそくザリガニを下流に向かってぶっこみます。15:30頃、まず釣れたのは、小さいニジハタ。

 

15:40頃にヒレグロハタ。

これは25cm位ありそうなので坊主回避のためキープ。しかし、その後、小さい当たりはあるも針がかりしない。大きな魚はいないのでしょうか。

釣果のないまま日暮れ、大潮で月が出てきました。

 

月明かりで水中が丸見え、岩が黒く見えます。いくつかの岩は動いています。ウミガメです。そこら中をうろうろしている様子が分かります。固定仕掛けのウキ釣りでキビナゴを流したり、コマセ釣りもしてみますが釣果なし。これらの釣り方は、昼間の潮が緩んだ時にやった方が釣れると思われます。撃沈です。

潮が引いてくると、アオリイカ狙いの方が1人やってきたので話を伺います。
・エギを流しながらしゃくっていればイカがいれば乗ってくる。
・養殖場で死んだクルマエビを捨てるので、養殖場周りの1m位の浅場にはタマンが沢山いる。
・タマン狙うならホテル前の浜、真泊港内など。
・養殖場のエビは元々は鹿児島から持ってきたもので、それを代々卵を産ませて養殖場で育てている。
・闇夜なら沢山魚が釣れると思うが今日は月夜なので釣れないだろう。逆にイカは月夜が良い。

お礼を言って撤収です。水路脇にもう一人いたので聞くと、釣具屋で買ったタコを丸々1匹掛けしてぶっこみ、GTを狙っているとのこと。GTは夜はぶっこみで底にある餌でも食ってくるんですね。橋の上からやると反対側に走られると捕れないので水路際で釣っているとのことでした。

あこがれのシールガチ橋、貧果に終わりましたが夢のある場所です。人が多いので他の釣り人と話すのも楽しく、よい経験になりました。