過ごしやすい気温なので1泊2日で伊豆諸島へ行きたいと思い10/21に年休を取るも、10/20は用事が入り10/22は雨予報のため断念。今週釣りができそうなのは10/20夜~10/21午前中までなので、夜釣りのフカセでイサキを狙い、日が明けてから石鯛を狙うことにする。地磯ガイドで、ナライの強風を避けられ、イシダイが釣れそうで、行った事の無い場所を検討した結果、石廊崎のツノホンゼか八幡野のサイツナが候補に挙がる。

当日は出発が遅れたため、近い方のサイツナに向かうことに。青木釣具店に解凍予約の電話を入れるも電話に出ない。あっ、そうだ今日は平日なので24時間営業じゃなかった。山哲に向かいます。山哲でガンガゼを購入する予定だったが、この所、海が濁っていてガンガゼ漁が出来ず入荷が無いとのことなので、夜釣り用のアミエビ2kgと、サザエ1kg1800円を購入。サザエを餌にすることでウツボ地獄にならないか心配。。。おやじさんに最近石鯛が釣れているか聞くと、城ヶ崎で例年並みに釣れているとのこと。どこからどこまでが城ヶ崎か分からないが富戸下磯の事だろうか?今回の行き先の八幡野はどうかと聞くと八幡野より城ヶ崎の方が釣れているとのこと。

サイツナに深夜1:30頃到着。平日でも人気の磯とのことだったが、さすがに誰もいない。釣り座は8m位の高場と先端の低い場所の2箇所有るが、低い場所に下りるのに、垂直で一見足掛かりが無さそうな2m位の段差がある。これは降りられるのだろうか?。ジャンプして降りても上がって来れなくなりそうだが、そんな場所がガイドに載るだろうか?などと考えたが、とにかく暗い内は無理をせずに高場からフカセ釣りをすることに。どんな大物がかかったとしても、全部ぶっこ抜きしなければならない。いつもの4号竿、ナイロン6号の道糸、ナイロン10号のハリスで開始する。

深そうだが、とりあえず竿1本の棚で磯際を流す。魚の反応が無い状態が続くが、3:00頃、突如ウキがズボッと勢い良く沈む。合わせると、結構な引き。重いのでイサキでは無いし、頭を振る反応なのでメジナでも無い。40cm位のクロダイか?と思って玉砕覚悟でぶっこ抜くと、何と35cmの良型フエダイ。

半島周りでフエダイを釣ったのは初めて。神津島でぶっこみで夜釣りした際、常連が皆狙っていたのが、このフエダイであるが、東伊豆の地磯で釣れてしまうとはびっくりです。

さらに、イサキが寄らないかなあと続けていると、しばらく経った4:00頃、またズボッとウキが沈む。また重い。上がって来たのは、先ほどよりは小さいが、これまた33cmと良型なフエダイ。

おおっ。高級魚の良型が2匹釣れたので、今日はもう思い残すことはありません。それでも、もう1匹釣れないかと欲を出して続けますが、良かったのはここまで。コマセに寄って来たのかハタンポが2匹釣れ、夜が明けて終了です。

サザエを付けて底物を開始。

左右は浅目だが正面がどん深で水深15m~20m程ありそう。初め左方向を狙うと、ウツボのような反応が多く根掛かりが連発。どん深の正面狙いに変更。反応はあるがエサ取りに突つかれているだけで本命はいない様子で、エサがかじられるだけ。並行してザリガニエサで手持ちで勝負すると8:30頃にやっと針掛かりし、やっと1匹目のイシガキダイ、30cmが釣れました。


瞬殺されるエサを付け替え付け替えして手返し良くがんばり、9:30頃に2匹目。30cm。

しかし、どっせーとぶり上げた時、バキッと音がして石鯛用の振出し竿の1番目がバキバキに折れてしまった。重宝していたので痛い出費。こんな小さい個体のぶっこぬきで折れるとは、石鯛竿らしからぬ弱さ。雑に扱いすぎて傷だらけだった為か。。。イシガキダイは、あまり大きい個体はいない模様。

11:20頃、3匹目、これは小さく20cm台なのでリリース。

 

11:30頃、4匹目、やっと良型で34cm。

 

餌が尽きて終了です。試しに下の磯に下りてみると、足掛かりがありボルダリングの要領で登り下りできました。

 

下から見た写真の中央縦線に2箇所穴の開いた場所があり、そこに足が掛けられるようになっています。


時間が早いので、遠目に人が沢山いる橋立へ行って情報収集することに。遠くにはヒナダン、マサキといった有名磯が見えますが、そちらは、さらに混雑している模様。

 

橋立にはブダイ師2人、底物師1人がいたので内2人に話を伺いました。まずはブダイ師。
・ブダイの季節はこれからで、今日は今季初めて来た。
・ブダイ釣りの良い点はエサに海藻を使用するのでエサ代が掛からないことである。
・ブダイ釣りの棚はベタ底狙いである。

・橋立の水深は竿1本位である。

次は底物師。
・今の時期、このあたりの磯なら30cm位のイシガキダイであればどこでも釣れる。
・ガンガゼは自分で取って来ている。
ブダイ師の方は40cm程度のを各1匹づつ釣っており、底物師の方は魚が小さく針掛かりしないため今の所、坊主とのこと。
橋立は代わるがわる観光客が来ますが、海が荒れていない時は非常に釣りやすそうで、フカセシーズンは人でごったがえしそうな場所でした。

本日の釣果はフエダイ2、イシガキダイ4(リリース1)と大満足な結果でした。

 

フエダイはおいしいですが、イシガキダイの身のしまりと比較してしまうと柔らかすぎで物足りなく感じてしまいますね。