6/16(日)、月曜日に年休を取って、先週雨で中止となった大島へ行き、表磯で石鯛を狙いたかったのですが、南西の風10mの予報。これでは釣りになりません。結局、いつもの宇佐美長根に向かいます。伊東の風・波の予報は、「西南西の風10m/s、4mの波のち3m波でウネリを伴う」と大荒れ予報でしたが、長根は崖下にあるため風裏となりますし、波は西南からの予報だったので影響は限定的と思われます。今回は、それを確かめようと思います。

計画は、6/16の9:46の干潮で長根に渡り、翌6/17の10:25の干潮で戻ってくるという、長根では初の一泊二日コースです。できれば12時間コースとしたかったのですが、21:48の干潮は十分に潮が引かないため、無理して渡るのは危険と判断しました。夜釣りに十分な時間を取れるので、大物がかからないかワクワクします。

いつものように、青木釣具店でフカセのコマセを混ぜ混ぜして、山哲で1800円/kgのサザエを購入します。今回、2日間なので、いつもの倍の2kgのサザエを用意しました。重課金ですが、大島に行くことに比べれば安いものです。山哲から伊東の海を一望すると、強い西風で大きな白波が一面に立っています。念のため、135号線を行ったり来たりして、焼却場のやや南の長根の見える位置で徐行しながら、車から海の様子を確かめますが、やはり風裏のためか、いつもより穏やかそうに見えます。

駐車スペースから海岸へ下りて行くと、思った通り、うねりも風も弱く、空は快晴、空気も澄んでいて良いコンディションです。

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でも、そろそろ通るはずの大島行きのジェット船の姿が見えず。後から東海汽船のHPで確認すると、大島便は全便欠航とのこと。沖は相当荒れているんでしょうね。

底物を開始しますが、次第に北東風が強くなってきます。

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熱海側から、崖を回り込んで風が吹き込んでくるようです。沖合ではつむじ風が発生して波しぶきが立っており、小型の竜巻の様相。こちらにやってこないことを祈ります。

釣果は、前回同様にウツボの嵐。当たりの様子を見るに、前回まで本命と思っていたガンガンと来る当たりも、実はウツボだったのかもしれません。夕マヅメ前には反応が無くなったので、竿を放置してフカセを開始します。
始めに来た良い引きは良型のアイゴ。アイゴは最近味が良いのでキープ。

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次に40cm、998gの良型メジナ。

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ひとまずお土産ができたので安心です。しかし、その後はネンブツダイばかり。

暗くなってきたので、最後にサザエの芯を数珠掛けして放置していた石鯛仕掛けを回収します。何の反応もなかったと思ったのですが、巻き始めると魚の反応。上がって来たのは、46cm、1895gの石鯛。

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まさに棚ぼたでラッキー。今日も本命が釣れてしまった。

その後、暗くなってからのフィーバーを期待しますが、ネンブツダイの嵐。2度、大きな魚がかかりましたが、一度目は10号のナイロンがチモト切れ、2度目はすっぽ抜け。チモトで切られたということは、おそらく巨大イスズミと思われます。

夜遅くになると、今度は南からの風が強くなり釣りにならないので、北向きに釣り座を移動。33cm位のメジナがかかりますが、

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ストリンガーにかけようとして潮溜まりにポチャンと落ちてしまい、岩の下に入りこみ回収できず。このままではメジナは死んでしまいますが、打つ手なし。申し訳ない。。。

夜が更けると、ウトウトと眠くなります。ウキが沈んだと思い巻き上げようとハっとすると、ウキが何事も無く浮かんでいます。どうやら、夢か幻の世界と現実を行ったり来たりしだしたようです。強風で体も冷えて辛くなってきました。岩陰にうずくまって少し眠ることに。。。翌朝に続く。。。