ここ数か月、私をいつも勇気づけてkれるセラピスト仲間であり、真理の先輩 ちーちゃんこと加藤千恵ちゃんの講座に通っています。
その講座の中で、
最初に憧れた人は誰?
と聞かれました。
ふっと思い出しました。
私は宮城まり子さんを尊敬し、あこがれていました。
女優をしながら、障害の方の施設 『ねむの木学園』を設立し、
みんなのお母さんとして日々奮闘しているまりこさん。
でも惹かれたのは、そんな立派なことをしたということよりも、人としての在り方。
以前、テレビで出演されたとき『自信がなく辛くやめちゃいたいって思ってる』って大変なことをさらって隠すことなく素のままで言っちゃう。
子供たちが悪いことをした時に手を叩き、その手をずっと握りしめるというまり子さん。
ねむの木学園の子供たちに『お母さん』と呼ばれ、その真ん中で見せた笑顔。
本当にやわらかく聖母マリア様のような柔らかい表情。
そしたら、気が付きました。
今、私が憧れている山元加津子さん、幼稚園の園長の菅千代先生、みなさん慈愛にあふれた方だということに。
私から見れば、自分にないものをもっているからあこがれるんだろうなとかけ離れたように感じていたのですが、ちーちゃんは私の中の慈愛が個性としてあるから惹かれると言うのです。
私は自分に自信がなく、そこがずっと課題になっているのですが、
ちーちゃんの言葉を否定せずに、慈愛を自分の中に探してみたらちゃんとありました。
『あ~そうかもしれないな』と思えました。
憧れの人の素晴らしい部分が自分の中にもあるって素敵でうれしいことだから、
自分を認めることにしました。
ふと思うと、山元加津子さんの『失敗が多くて自信がない』ところを隠すことなく言ってしまう素のところ(そこが魅力で大好きなのですが)、宮城まり子さんとも共通している。
私の憧れる人たちは、
自信がないけど、でも愛が中心にあって、自分を大きく見せることなく誠実に生きている。
それがわかりました。
そうなりたい。
ううん、自分の内側にも同じものがある。
憧れの人を真似てみる。ずっと意識を向け続けるのもいい方法と言われています。
山元加津子さんには、9月の講演でお会いできるので(今から楽しみです)
宮城まりこさんに会いたい、会えなくてもねむの木学園に行ってみたいと思っています。
あなたの憧れの人は誰ですか?