復路は『金沢駅』より、速達タイプのつるぎ号に乗ります。

 

 

 

新幹線車両の側面に描かれている、来年開催予定の大阪万博公式キャラクターの【ミャクミャク】。

 

個人的な意見ですが、私はこのキャラクターはセンスがないと感じています。

愛知万博の【モリゾー・キッコロ】は、発表された時はアレっ!と思いましたが、すぐに受け入れられました。

しかし、今回のキャラクターは、馴染めない。

どう見ても、意味がわからないし、気持ち悪いし、ポンデリングお化けにしか見えない。^^;

 

そうそう、今回の北陸新幹線のつるぎ号の車両は、往復共にE7系電車ではなく、W7系電車でした。

 

基本的にE7系とW7系では、車両の外見は全く同じで違いはごく僅かですが、一番わかりやすいのは車両番号。

最初のアルファベットが、E7系は【E】、W7系は【W】。

 

車両側面のロゴマーク内の文字も、E7系は【EAST JAPAN RAILWAY COMPANY】、W7系は【WEST JAPAN RAILWAY COMPANY】。

あと、個人的に気に入っているところですが、車内チャイムの曲が違います。

E7系では上越新幹線と共通の曲が使われていますが、W7系では現在、谷村新司さん作曲の「北陸ロマン」が使われています。

この曲は、個人的に私が知る限りの車内チャイムでは、一番のお気に入り。

気になる方は、YouTubeなどで検索してみて下さい。

 

復路のつるぎ号は速達タイプの【かがやき号】などと同じく、途中停車駅は『福井駅』のみ。

あっといた間に、『敦賀駅』に到着。

 

ちなみに往路の各駅停車では、『敦賀駅』から『金沢駅』まで57分かかりましたが、復路の速達タイプでは、『金沢駅』から『敦賀駅』まで42分でした。

 

復路での『敦賀駅』での乗り継ぎ時間は34分あったので、駅構内を少し散策してみました。

 

まずは、新幹線コンコースから乗り換え改札へ。

 

在来線コンコースの特急専用フロアから、旧コンコースエリアへ。

 

メディアなどでは、この連絡通路が長くて遠いと強調されています。

 

一応、動く歩道があります。

 

しかし、動く歩道を降りたら、すぐにホームへ降りる階段があります。

 

ホームに降りて駅名標を確認すると、駅名の横に、新たに【ハピラインふくい】の社名ロゴが入ってます。

 

6・7番ホームから新幹線連絡通路を見ると、それほど長くない事がわかります。

 

コレも個人的意見ですが、『敦賀駅』を特急〜新幹線乗り継ぎや、旧ホームとの乗り継ぎ経路を歩いてみて思ったのは、メディアの報道は何か陰謀を感じてしまう程に、乗り継ぎの手間が酷いものではないと思えました。

ただやっぱり関西・中京圏から金沢や和倉温泉まで在来線特急乗り継ぎなしで行けたのが、乗り換えが1〜2度発生してしまうのは手間になるし、北陸圏においては関東重視して関西・中京圏を軽視しているのは実感します。

また、福井県ではどうしても新幹線を誘致したかったのか、必死さが滑稽に見えてしまいます。

とりわけ、『福井駅』での駅構造の既成事実行為は笑える以上に哀しさすら感じます。

 

特急しらさぎ号の発車時刻が近付いたので、特急ホームに戻ります。

 

特急専用ホームでは、基本的に31・32番ホームが降車専用ホーム、33番ホームが特急サンダーバード用、34番ホームが特急しらさぎ用として設定されている様です。

 

今後、北陸新幹線は『新大阪駅』までの延伸が決まっていますが、現状は小浜ルートで計画されていて、未だに詳細ルートが決まっていなくて環境調査すら終わっていないので、全ルート開業までおそらくあと20年はかかるのではないかと思われます。

多分、その頃には私は生きていないと思いますよ。^^;

まぁ、米原ルートがボツになった時点で、中京圏〜北陸移動は、マイカーか高速バスにウエイトが移ると思います。

 

復路の特急しらさぎ号で、少しハプニングが。

私の確保した指定席が最後列席でしたが、その後ろのスペースに大きなスーツケースが置かれていました。

おそらく海外からの旅行客だろう事は想像に難くないけど、実は…と言うか普段からしらさぎ号を利用する人には常識ですが、しらさぎ号でも50号未満の運行では『米原駅』からスイッチバックして進行方向が前後逆転します。

当然シートを転換するので、荷物が邪魔になります。

『米原駅』に到着後、暫く様子を見ていたのですが、誰も荷物を取りに来ません。

所有者も名古屋方面に向かう人だと思い、呼び出したところ、やはり海外旅行者(東洋人)と思われる人が荷物を引き取りに来ました。

スイッチバックする事を知っていなかったのか、知っていて他人に迷惑をかける事を何とも思っていないのか、もし私が邪魔だからと言って無言で処分したらどうするつもりでいたのか。

どうも、私は無頓着・無神経な人が大嫌いですねぇ。^^;

 

そして、東海道新幹線では見られない、岐阜城。

高い方の山の上に、天守が見えます。

 

そして、清洲城。

 

『名古屋駅』到着。

ココから『三河安城駅』までは、東海道新幹線を一駅だけ利用。

 

今回のリハビリ鉄で、万歩計では普段の乗り鉄より半分以下の歩数しか歩いていないのですが、足への負担はかなりあり、まだ少し早かったかなと思いながら、10日間殆ど歩いていないと、やはりかなり体力が落ちるんだなぁと実感しました。