オーディオ関係のことは、新しく導入したTEAC NT-505のことを書こうと思っておりましたし、準備をしておりました。
タイトルとは異なりますが、私はこのNT-505をかなり気に入っており、これでDAC関連は暫く、上がりだな・・・と思っていました。
そのぐらい導入以来、音楽をこのNT-505で、毎日鳴らしてますから、紹介したくって、しょうがない感じです。(^^;
まあ、今度このNT-505紹介したいと思います。

さて、ZEN DAC V2ですが、最初のニュースをAV Watchで見ました。
このニュースでは、価格が上がるということと一部の機能強化が書かれていました。

機能強化は、下記の通り。

・MQAレンダリングのみだったのが、MQAデコーダー搭載となる。
・クロックの精度アップ(>20dB better performanceだとiFiは紹介している。)

価格改定の理由としては、「全世界的な新型コロナウイルスと、半導体不足の影響によりサプライチェーンに大幅なコスト増が発生していることが理由」としています。
スペックなど製品概要を見ると・・・XMOS 16-Core chip搭載となっておりました・・・。
ここで気づきますよね?!MQAデコーダー機能がついているiFi製品は、DIABLOとNEO iDSDで、このXMOS 16Core chip搭載となっています。(^^
おそらく半導体不足で、XMOS 8Core系が手に入らなくなったのかもしれません。
XMOS 16Core chipを使うなら、上記のMQAデコーダーの搭載とクロックの精度アップして、付加価値を上げよう・・・ということでしょう。(^^;
道理で、買おうとした時に既に在庫が市場から無くなっており、再入荷の目途もたたず・・・という状態になっていたわけです。
既にZEN DAC Signitureの分などは、既に確保済みだったのでしょう・・・。

と、長くなりましたが、ニュースを読んた後にKakaku.comのクチコミ欄を見ると・・・なんとYカメラにZEN DACの在庫があったので、買ってみたら、旧価格なのにV2でした!と書き込まれてました。
この書き込みを見た次の瞬間、YカメラWebに行き、ポチっとしておりましたwww(おいおい)
 

#このシールの違いのみ。裏のバーコードシールにZEN DAC v2と書かれているだけ…わかりにくいですね。

 

販売価格については、仕入れ担当が価格改定の連絡を見逃しちゃったんでしょうね・・・。
JANコードなどが違う物になってなかったの?!といった疑問はありますが、価格改定前の値段で手に入れることが出来ました。(笑)
(皆さんが噂を嗅ぎつけたのか、5/1には在庫切れになってましたね。)

まだ、ポン付けで、Signitureを入れ替えて、使用を始めた感じで、真剣な聴き較べをしてませんが、当たり前に音の傾向が同じで、あまり音質が変わった感じはしませんでした。(ダウンしたとも思えない。)
Signitureにはない、ヘッドフォン端子について触れておくと、私の所有しているイヤフォンでは必ずアッテネータが必要でした。
あまりにもアンプの出力が高いので、殆どのイヤフォン・ヘッドフォンではインピーダンスが合わず、ボリューム調整が出来なくなるので、最低32Ωぐらい以上ないとキツいと思います。
参考までに紹介するとShure AONIC50(39Ω)やYAMAHA MT220(37Ω)だとPowerMatch offで0-1時方向、アッテネーターであるEarBuddyをつけるとPowerMatch onで1-2時方向(offは、全開まで)といった感じでしょうか。
これは小さなiFiの一番小さなヘッドフォンアンプHip dapでも言えることですが、iFiの製品は100-300Ωぐらいのやつでも、聴かせるぜ!(この領域だとiCANシリーズの出番?!)的な作りなので、SENNHEISERのHD6xx以上の物や近い物以外のヘッドフォンオーナーが使う際にはアッテネータが必要になると思います。
この出力は凄いのですが、一般人が使う場合には、注意が必要で、何かしらのアッテネータが必須であることをお伝えします。

それ以外の話だと私的には、MQAデコーダーが搭載されたことが大きく、MQAの最初の再生直後に多少ブツっとノイズが乗る感じも他のDACと同じように起こるぐらいの感じで、許容範囲でした。
※Queen、U.K、ASIA、など往年のバンドの音源とJohn Williamsのウィーン録音の十数枚分しかないが・・・。これから増えるかも?!

最後にZEN DAC SignitureとZEN DAC V2と買ってみたが、ベストバイは?!というと、ZEN DAC V2かな・・・と思う。
ヘッドフォン端子は、インピーダンスを気を付ければ、殆どの人がこれでいいや!というレベルに達しているからで、ヘッドフォン端子を無くし、使用部品の一部変更、クロック精度アップなどによる音質向上を狙ったSignitureは中途半端な気がします。

ということで、ZEN DAC V2になって値段が若干上がりましたが、さらに磨きをかけた最高のコスパ機となった印象です!!
 

 

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