前回、JPRiDE Premium 2020 LIBERTYを紹介しました。

思いの外全体的にバランスが良くて、私のメインAKG N5005には音質面で、かなわなかったものの、キャラクターも異なり、良い意味での軽いドンシャリイヤフォンとして、活躍しております。

 

そうするとBruetoothイヤフォンにも良い物ないの?!と商品ラインナップを見ると・・・出てきました!TWS-Xとなる物が!!

ただ、あまりにも安い・・・と不安をよぎるも、レビューだとそこそこな感じもするので、万が一、失敗だとしても、無くしても痛くない価格だし、購入することに。

 

早速、箱出しをして充電後、聴いてみると・・・「Welcome to 低音が支配する音へ!!この世は低音の天下じゃ!!」

だ、ダメだ・・・これ・・・。なんだ?!メーカーが書いていることとあまりに違いすぎる・・・音圧もキツく、低音が霧のように領域を超えて支配しているような世界・・・そのため、高中域領域もはっきりしない・・・Premium 2020 LIBERTYで見せたバランス感覚など消し飛んでいる・・・。

あるバンドなんて、2バスの音と6弦ベースが強烈で、きっとステージでのパフォーマンスやイヤフォン・ヘッドフォンで耳を傷めてしまった難聴気味の人しか、聴けないんじゃないか?!と思うぐらい・・・。(涙

き、聴けないよ・・・とてもじゃないけど、ベースやドラムがいる曲なんて・・・ぐらいでした・・・ガクっ。

 

ただ、Premium 2020 LIBERTYもエイジング前だと、低音が荒れ気味で、エイジング後低音が締まりだし、良くなっていった。

ただ、ここまでの物が調教出来るのか?!という一抹の不安が残りながら、いつものピンクノイズでエイジングすることに・・・。

 

4時間後、確認する・・・駄目だ・・・あまり変わらん・・・相変わらずの低音支配下の音にがっかり・・・ダメなのか、こいつ・・・

合計6時間後、うん?!少し変わってきたけど、音圧キツいし、低音成分のカバレッジが広く、こもりがちだし、これがこいつの限界かな・・・

合計12時間後、ありゃ?低音支配の霧が晴れたぞ!!少々多いかな・・・ぐらいで、音圧のキツさも取れて、少々強めに感じるぐらいになった!!明らかに音の見晴らしがよくなり、高・中音域も聴こえるようになりました。

 

ということで、ピンクノイズ10時間で、ようやく、低音強めのイヤフォンとして聴けるようになりました!!

調教成功!!です!!パチパチ!!

 

 

諦めないで良かったですねぇ~!!www

ようやく評価が出来るといった感じですが・・・

音場が広いわけでもなく、狭くもない、解像感は高いわけでも低いわけでもなく、低音と音圧が少々強めな感じで、聴く音楽のマスタリングに低音が結構入っている楽曲だと、ドンシャリではなく、ドンシャとぐらいな感じで聴こえますwww

低音がタイトで切れがある音が好きな人には向かないと思います。(私はハッキリ言って、苦手(嫌いなタイプ)で、低音の含有量が多すぎに感じます。)

 

ただ、低音好きの方は、1万以内の価格帯で選ぶ際のイヤフォンの選択肢に入れて良い物だと思いますね。

 

私はもう少しエイジングをしてみて様子を見てみようと思います。(これ以上の劇的変化を求めるのは無理だと思うが・・・。)

なぜそんなにまで、このイヤフォンにこだわってるの?!他のイヤフォンを所有しているんでしょ!と見えるかもしれません。

実は、自分にとって、Premium 2020 LIBERTYも含め、このTWS-Xも結構装着感が良いんですね~。耳の形状が合ってるのでしょうか?!

しかも、この価格帯なら、片耳分を落としても最小の痛さですから、ランニングなどで使っても良いかなぁ・・・と。

折角買ったしね。(苦笑)