Garmin S60を使用したラウンドロギングも約2年経ちました。
当初は、ショットデータが正常に記録されないなど不安定で、PoCバージョン?!とも言える未完成な高いゴルフナビを買ってしまった…と思いました。
しかし、約半年ほどのBugfix & Verupの繰り返しに耐えた結果、安定してロギングが出来る様になり、今ではラウンドに欠かせないゴルフギアとなりました。

私的に何が使えるの?!というと、

1. ゴルフナビとして、世界41,000のコースデータが収録されており、グリーンやハザードまでの距離を確認することが出来る。 →ハワイ(オワフ・ハワイ・マウイ島)やグアムだけではありません。タイ、マレーシア、フィリピン等の本島のみではなく、リゾートアイランドのゴルフ場も収録されています。)


2. ラウンド時のショットデータを記録することが出来る。 → どこで、何のクラブで打ったか、何yard飛んだのか、何パットだったかを記録に残せます。キャプチャ画面を参照。

 

#あるラウンドの良い結果(^ ^)

 

3. ショットデータを基に直近10ラウンドのパフォーマンス統計データやコース毎のパフォーマンス統計データを参照することが出来る。 →キャプチャ画面を参照した方が速い?!

#パフォーマンス統計のサマリ情報

 

 

となります。

 

スコアの記録だけではなく、ショット位置のデータと統計データが見えるので、何が最近悪いか?をチェック出来るので、どのような練習を多くすべきか?などを考える元ネタを提供してくれます。
そのため、ラウンド後もちょっと楽したり?!するので、このデータが取れなかったときなど、Garmin S60を投げつけたくなることも・・・。(笑
 

#パフォーマンス統計の詳細

↑ パッティングの値が良いのは、パッティングが上手いから・・・ではありません。最近はパーオン・ボギーオンをグリーン周辺(カラーなど)に外してしまい、パターでの寄せを打つことが多く、上記に含まれないからです。(チップショットに分類されている。苦笑)


特に下記2点は、S60の致命的な欠点といっても過言ではないでしょう。

a1. 1ラウンド持たない → 昼休みに必ずモバイルバッテリーで充電が必要・・・
a2. ナビ画面時の動作の遅さ → ハザードまでの距離を見るのに遅くて泣きそうになる・・・

こんな弱点も去年発売された廉価版S40Jでは、改善されました。

b1 1ラウンド周っても、70%残る省電力仕様。GPSなど使わないと5日ぐらい充電しなくても使える。
b2 次のハザードやレイアップポイントの情報確認が素早く簡単に出来るようになった。(その代わりマップ表示が無くなったが)

上記以外にピンの方角を確認するPinポインタ機能や高低差確認機能などが未実装機能となってしまいました。
私としては、あまり使わない上記2点より、グリーンエッジ手前と奥・Pinまでの距離、ハザードやレイアップポイントまでの距離、ショットデータの記録が快適に出来ることが最優先なので、しばらくしてから購入しました。
出来も良かったのとGDOの割引クーポンが手に入ったので、嫁の分まで購入して、満足しております。
 

 

 


ということで、私的にGamin S40Jは、推しなゴルフギアなのですが、よく聞いたり、見たりする質問や意見に対する私なりの見解をQA形式で書きたいと思います。(そうそう、CT10センサー(3つ入り)を買いましょう。このセンサーにより、チップ・アプローチショットやパッティングの距離の統計も取れます。)

Q1 Yupteruや日本のメーカーに較べるとマップが簡易的。また距離が異なることが多い。
A1 まず、グリーンセンターまでの距離なので、当日のPINポジションと異なります。また、マップについては、少々デフォルメされた表示となっています。当日のPinポジについては、ゴルフクラブでチェックしておくこと。

Q2 国内コースデータが古かった。
A2 少々修正が遅いようです。サポートに連絡してあげましょう。あるネット情報によると迅速に変更されたという話や1か月かかったという事もあるようです。ちなみに私が行っている10ぐらいのコース(行ったコースという意味では30コース)ではつぶしたバンカーがまだあることになっている程度でした。

Q3 オートショットが記録されない。
A3 設定ミス、装着ミスで利き腕の反対に装着する点とゆるゆるにバンドを締めないことなどに気を付けた方が良いです。私の感覚ですが、S60よりS40の方が検知精度が正確です。また、ファームウェアのアップデート後に正常に再起動を終えておらず、正常にショットデータを取れなかったことがありました。

Q4 ショット記録で誤りがあるが、修正が出来ません。
A4 PCのWebブラウザを立ち上げ、Garmin Connectサイトにアクセスして、修正してください。スマフォアプリでは修正することが出来ません。iPadだと表示しきれなく、スクロールすることが必要となったり、画面向きを変えたりする必要があることがあり、手間がかかります。

Q5 S60の高低差情報が正確じゃないように見えます。  
A5 いくら正確なGarminでも1-2yぐらいの誤差があることもあると思われます。そのため、ずれることもあるでしょう。あくまでも付加データとしての利用にとどめておき、自分の目で確認したり、カート備え付けのナビ(iPad)などで確認した方が良いかと思います。


オートショットロギング記録、直近10ラウンドのパフォーマンス統計データの参照や日本以外のゴルフコースのナビ機能に優先順位が低く、とにかくGPSナビとしての性能を追求される方(Q1やQ2のようなどうもJapanクオリティー万歳!的な方)は、絶対にGarmin等のゴルフギアは合わないので、Yupiteruやイーグルビジョンなどの国内製品を買う事をお勧めします!

また、正確な高低差・距離を把握することを第一にするのであれば、Nikonなどの高級上位機種のレーザー距離計にしましょう!(私はまつげが長く邪魔で、素早く確認できない。)


と、この記事の投稿前に悩ましい発表が・・・
なんとGarmin S60の大幅改善版であるS62が来月から日本でも販売するとのこと。
GPS時の電池持ちなどS40の倍、動作速度も快適、なんと心拍センサーも付加されたそうです。

 


これは悩ましい感じになってきましたね・・・
私的には今年終わりぐらいにGarminの全部入り最強スマートウォッチGarmin fenix6を買おうかと悩んでいたのですが、一部ゴルフ機能能がないため、悩んでしたのです。でもGolfあってのスマートウォッチなんだよなぁ・・・。(苦笑)
そうそう、スマートウォッチとしてもAppleWatchよりも時計らしく、センサーも多いfenixが超魅力的なんですよね~。電池の持ちも良いしねぇ。