最近、私が一番使っているイヤフォンであるリンゴ屋の青歯独立型イヤフォンのAirPods Proを紹介したいと思います。(今更かよっ!)
今までのBluetoothイヤフォンのメインは、Jabra Elite Active65tで、たまにサブでBose QC30 or AKG N05BC※+iBasso IT01sを使っていたのですが、なんとActive65tの右耳分を地下鉄で落としてしまい、紛失・・・
コンパクトさ、接続性の高さで、気に入っており、交換用のキット(約13,000円)を入手しようかと思いましたが、どうせなら他の物を買った方が良いのでは?と思ってしまったのが運の尽き・・・で、買ったのが昨年の11月ぐらいに手に入れたAirPods Proだったわけです。
※AKG N5005に付属していたMMCXイヤフォンをBruetooth化するケーブル
私の性格からするとApple製品専用のイヤフォンになってしまう物など・・・と思うのですが、英会話のファイルを聴くことも多く、よくよく考えてみると外出する際の使用率は、80%以上iPhoneで済ましてしまうことが多かったりすることに気づきました。(今更かよっ!って突っ込みしないでね!(苦笑)
その当時SONY WF-1000XM3が発売されており、高評価だったりしたのですが、どうも私は昔のSONYノイキャンイヤフォンのホワイトノイズの嵐を思い出してしまうので、どうもポチっとすることが出来ませんでした。(苦笑)
そんな時にググっていたら、AirPodsにProバージョンが発売される情報がっ!
しかも、イヤーチップありバージョンで、かつ新型H1システムチップ搭載で逆位相ノイズキャンセリングを実現?!
こ、これはAirPodsの強力なバージョンアップじゃないのか?!
・万が一、イヤーチップの出来が悪くても、最低限音漏れの醜さを克服できそうだし、互換チップ出てくる筈なので、改善も可能であろう・・・。
・更にH1チップによる逆位相ノイズキャンセルなんて、ソフトウェアパワーの塊なので、優秀な技術者引っ張ってこれるAppleならやってくれそう・・・。
と安直な読みをしたり、最悪、片耳だけつけるハンズフリー通話、英会話用イヤフォンにすればよい・・・と考え、ほぼ買うことを決意しました。
ただ、発売後の色々な意見を見るまで予約しないつもりでいたのに背中をポンと押されることが判明するのです・・・。
それは、「シリコンのイヤーチップは、大中小が付属しており、フィット感を考慮し、楕円形となっている。」の「イヤーチップは楕円形」部分です!
はあ?!この部分?!と言われるかもしれませんが、この楕円形って、ゼンハイザーIE800が採用したイヤーチップの形状だったりします。
これがかなり良く考えられた形状であることを知っている、体感している私は、これが強力なカウンターパンチとなり、ポチっと予約して倒れてしまったわけです・・・。(笑)
と、購入前の葛藤を長く書きましたが、実際どうなの?というと・・・
結論から言うと他のDAPなどを使わない「iPhone、iPad」のユーザーで、Bruetoothイヤフォンでノイキャン欲しいね!という方の場合は、AirPods Proの一択となります。何か迷う事ありましたっけ?という感じです!(笑)
ちなみに私は、昨年にAirPods Proを手に入れて以来、外出する際の使用率が90%を超えております。(苦笑)
ただし、下記の人は除きます。(苦笑)
・ 大量の汗っかきだけどスポーツでも使いたいんだよね。 → IPX4相当だから、壊れるかもしれません。私も汗っかきですが、ランニングやウォーキングであれば問題なさそうだと感じております。
・ iPhoneなどのApple製品で、ハイレゾを楽しんでいます。Bruetooth環境でも最高の音で聴きたいです! → 何回か書いていますが、ハイレゾ関連を楽しむのであれば、安くても良いので、他のDAPを買いましょう。Apple製品ではAACが上限なので、必ず音の情報の損失が発生します。また容量も少ないので、わざわざストレージ単価の高いApple製品を使う必要はないと思います。(苦笑)
さて、折角なので、Bose QC30との比較をメインに性能面や使い勝手などの良し悪しも書いておきます。
☆ノイキャン: Bose QC30の勝ちだ。Hitachiドラム型洗濯機の乾燥モードが稼働している状態で、効き較べをしたが、QC30だとアプリで、最大ノイキャンモードにすると殆ど乾燥機の音が聞こえなくなる。
効き具合を2/3から1/2ぐらいの間に落とすとAirPods Proと同じくらいのノイズが確認できた。
また、国際線の旅客機(B777?)の翼の後ろぐらいの席で、確認した結果でもやはりQC30が最高であった。多少の煩わしさがあってもノイズから解放されることが重要だと思う。
ただ、普通の電車などでは、AirPods Proのノイキャン機能で、充分ではないか?と思う。(東急線利用での個人的緩解)
☆音質: Bose QC30の方が良いメリハリが効いており、低域のふくよかさも感じる。
最大のノイキャンモードにすると明らかに一部劣化する。ただし、2/3-1/2ぐらいだと問題ないので、Boseが上とした。ドンシャリ気味のBose、フラット気味のAirPods Proという感じ。
AirPods Proはノイキャンのオン・オフ時の音の差がBoseほどつかないが、オフの方が若干良い。(オフの方が若干解像感が増す。)
☆音の遅延: AirPods Proの圧勝だ。シンセソフトウェアなどで、叩いてみるとわかる。またアクションゲームでもわかると思う。Appleだけがこの遅延を縮めるやり方を知っている何かがあるのか?と思うほどだ。
☆装着感: AirPods Proの勝ちだ。密閉度も高く、軽くて耳が疲れない!
☆聴き始めまでの時間: AirPods Proの勝ちだ。接続確立までの時間も早し、当たり前だが物理的な装着時間が圧倒的に早い。
通勤など出先での利便性を考えるとAppleユーザーのベストバイは圧倒的にAirPods Pro!となると思いますね。(!^^!
更にこのAirPods Proが良くできているなぁ・・・と思ったのが、
・収納ケース兼充電器がQi(無線充電)に対応している、
・収納ケースの開閉部分、収納ケースとイヤフォン部分がマグネットで、引き寄せられるようになっており、スムーズにオートマティックに収納できる。
特に後者など、収納ケースを開ける時、イヤフォン部分を取り出す時で、適度な磁力が効いており、感触が良いです。
優雅な気分にさせてくれる・・・というと言い過ぎかもしれませんが、相変わらずAppl;eはユーザー体験を大事にしているなぁ・・・と感じさせてくれる作りになってます。
最後に書くと、こんなAirPods Proも今日現在(3/21)残念なことがある・・・
それは配布中止になっている2C54という最新ファームウェアだ・・・。
こいつにアップデートされてしまうと多少の音質向上があるように感じるが、ノイキャン性能が落ちてしまっているのだ。
また、他の人がネットで書いていないので、私個人の相性か、個体の問題かもしれないが、自動認識機能の精度が悪くなり、ノイキャンモードにならないことが多くなったようにも感じている。(結構AirPodsをぐるぐりっと付け直したり、手動で切り替えたりしている。)
早く元に戻すか、改良版を配信してもらいたい!