あのYAMAHAからスタジオモニターヘッドフォンの新製品が出ると知ったのは昨年の11月。
その後にメーカーWebを見ると「すべての音を、見るために」といったキャッチフレーズが書かれてます。
これは期待出来るのでは?!

#箱はそれなり。開けるとプチプチに包んでいるだけ…(^^)
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このブログでも紹介しましたが、以前おいらはNS10Mのオーディオ版スピーカーで、長らく音楽を聴いておりました。
そのため、あのフラットでナチュラルなYAMAHAサウンド、特にピアノ音が恋しくなることがあるんです。
当初は、先人達のレビュー後に改めて購入をするか?判断するつもりだったのですが…ポチッとしてしまいました。
いつもの待ちきれなかったというやつです。^_^

で、感想ですが、モニターとはこうだよね!っという感じです。
モニターの必須条件であるフラットな音作りで、おいらのイメージからするとNS10M系の音で、当然ながら解像度が上がったといったところでしょうか。
そのため、低音の量感はリスニングに較べてまったく無いため、悪く言うとカスカスですが、こんなベース音だっけ?といった部分の違いを気づかせてくれます。
さすが、「すべての音を、見るために」というキャッチフレーズが付けたモニターですなぁ。(>_<)

#シンプルなデザイン。外に持っていけないとの意見を聞くが、おいらは大丈夫!(^^) このパッドは、柔らかくて良い。
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以前紹介したShure SRH940と比較してみましょうか。
こいつもおいらの中では、リスニングタイプのヘッドフォンの中で、モニターライクに鳴ってくれるお気に入りのヘッドフォンとして、未だに利用しており、この値段で考えると驚異的なCPを叩き出す、リファレンスヘッドフォンであると言っても過言ではない!と思える代物です。
前作SRH840よりもフラットで、アコリバのケーブルにリケーブルした今、Shureの上位機種SRH1840やSRH1540を買わなくても良い程のパフォーマンスを出してくれております。(>_<)
そんな余談は置いておき、SRH940は、もう少しリスニングに向いた低音が豊かで、ほんの少しだけウォームなヘッドフォンなんだな~と感じました。
そのため、人によっては、HPH-MT220で聴くと高音が出過ぎていて、さらには暖かみの無い音で、疲れると感じるかもしれませんね。
そう、イヤフォンで言うとER4系を好んで使う人には、違和感無く合うのでは無いかと思います。

ということで、リスニングのヘッドフォンとして、一発目として買うヘッドフォンか?というとお勧め出来ず、せいぜいER4系が最高的な人には、お勧め出来るといったところでしょうか。
そもそもモニターヘッドフォンですから、音楽製作者かマニアな方しか合わないと思いますが。(苦笑
おいらの中では、色々なスピーカーやイヤフォン、ヘッドフォンでリスニングし、たまにモニター特性なこいつのようなヘッドフォンで、一度耳をリセットしてあげる…といった位置づけのヘッドフォンとなりそうです。(>_<)

……実は、これも12月初旬のネタ…まだまだ今年のネタに行けない…(T_T