ついさっきの出来事。
★
重い足でマンションに帰りつき
一人でエレベーターに乗った。
自宅のある5階を押す。
「あぁ疲れた・・」独りごちながら壁にもたれる。
2階・・3階・・
上ってゆく階数表示をボンヤリ見つめた。
4階・・5階。止まった。
(ドアが開かない)
「・・えっ・・オイ、何だよ・・」
開ボタンを何度押しても全く開かない。
故障?・・、そう思った瞬間、スーッと動き出した。
行き先階の表示は無し。
ワケが分かんない。
背筋に冷たいものが走る。
やがて最上階に着き、静かにドアが開いた。
誰も居ない、暗い廊下を風が吹き抜けてる。
身の毛がよだった。
震える手で「閉」と「5階」を必死で押した・・
★
今、帰りついてすぐコレ書いてます。
私は「誰か」と一緒に乗ってたのでしょうか。
それとも「誰か」に呼ばれたのでしょうか。
このマンションで以前、最上階から飛び降り自殺が
あったとか書けばただの怪談チックになっちゃうけど。
てかホントにあったけど☆