着なくなった服は結構クールにポイする私が
どうしても捨てられない、25年前の革ジャン。

もう擦り切れてボロボロなのに残してる理由はコレ。

最後に残った「当時のC&Aモノ」だから。
C&A?
検索すればチャゲ&飛鳥しか出てこない、このワード。
オランダ本拠の老舗アパレルで、その昔、最強にチャラかった頃の私が
不真面目に勤務してた会社の名前。「C&Aジャパン」(この響き、懐かしい)
ヨーロッパに住んだコトのある人なら知ってると思うけどリーズナブル・高品質、
まぁ日本で言えばユニクロの大先輩にあたるような、いわゆるSPAの先駆けです。
今じゃ通販サイトとかで「日本未上陸!」とかって紹介されてたりしますが
とんでもない!とっくの昔に進出してたっつーの。オレ、働いてたっつーの。
んで早すぎたっつーの・・
あの頃はDCブランドが全盛で今のようなファストファッション系は
ぜーんぜんお呼びじゃ無い世の中。定番?着回し?何ソレ?って感じ。
で、泣く泣く売れ線DC導入して百貨店っぽい売り場を作ったり
色々迷走を重ねたあげく、わずか数年で完全撤退サヨウナラ。
もし進出が「今」だったらZARAやH&Mにも負けなかったのに(多分)
FOREVER21なんか目じゃなかったのに(・・多分?)
ちょっと悔しい。
-----------------------------------------------------------------
とはいえ、働いてた私達は何百人単位で常連客招待して
DJや芸人仕込んで店でパーティー仕掛けたりする日々。
まぁ華やかで楽しかったワケです。
特に大阪は4階建のデッカイ旗艦店だったからそりゃもう。
心斎橋筋を肩で風切って歩く毎日。
知り合いだらけの街。ミナミはオレの庭、みたいな。
(嗚呼、甘酸っぱいなぁ・・)
★
そんなこんながイッパイ詰まったオンボロ革ジャン。
やっぱ捨てられないよ。
ね、こんまり先生☆