蛇。 | 私的リーガル項

私的リーガル項

古いアメ車と暮らす日々。犬のコト、その他諸々を。


オフィスの目の前。

不思議な光景。


片側2車線の道路をわざわざ曲げて

中州のように残された大きな木。


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ずっと気になってたんで調べてみたら

・・やっぱり。





この大イチョウが立っている所は昔、

近くにある神社の境内だったようで。


道路を拡幅するために伐ろうとしたところ

斧を入れた人が全て“変死”したらしく。


で、当然伐採は中止となってこんな形で

残され、鳥居をつけて祀られるように。


またこのイチョウには白蛇が棲んでいて

根元に供えられる卵を食べているんだとか。


(龍王大神)


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なるほど。

さもありなん。


大工さんとか植木職人とかと話していると

コノ手の話はイ~ッパイ出てきます。


「クスノキだけは絶対切らん!」とか真顔で話す人も多く

みんな何らかの実体験を経てきて、確信してるみたい。


「神木」とか「祀られてる蛇」とかの怖さを。





ソレで思い出した。


現実のお話。

ちょっと有名なので大阪南部の人なら知ってるかも。





その昔、バブル真っただ中に開発された小ギレイな住宅街があって。


ソコはもともと、蛇を祀った古い祠があった静かな森だったんだけど

ある時、強欲な不動産屋が周囲の反対を押し切って切り開いて宅地に。


建物も完成して売り出すとアッと言う間に完売。

華やかなスタートを切った街だったのに。


今では鉄のフェンスに囲まれゴーストタウン。


つぶされるワケでもなく、建て替えられるワケでもなく

ただ手つかずのまま、ずっと朽ち果てて行くまま。


(その街で一体何が起こったのか?)

(住民達に何があったのか?)



・・・・・・・・・・。





何だか書いてて背中が寒くなってきたので

続きはまた今度。


んじゃ☆