「clematis」さんからの爆音レビュー! | THE BACK HORN『アサイラム』爆音レビュー大会 Powered by Ameba

「clematis」さんからの爆音レビュー!

雷電
この世界を離れる為扉を開く儀式を始める。異国の伝統音楽の様な曲調に呪文をのせて、体を雷電で満たせばアサイラムへの扉が開かれる。

ラフレシア
アサイラムへと引き込まれながら自分の生きる世界を客観的に見る。人類が犯した罪、エデン追放、バベルの塔。自分達の罪を再認識する。生地獄の様なこの世界で妖しく光るラフレシアがとても綺麗に見えた。

戦う君よ
この世界で色々な物と戦っている事に気づく。アサイラムに引き込まれていく途中、自分の日常を見つめ直す。

再生
戦い続ける日常に疲れ戦う事を止めれば日々失われていく情熱と生きる力。そんな状況の中でも自分は他人とは違うと思う心。再び浮上する為に自分自身を再生させる。

羽衣
再生している時に貴方の事を考えた。「進むべき道を信じた貴方は今何処」にいるのかと。空を見上げると風が吹き抜けた。駆け出そう。飛べるか判らないが貴方に追いつく為、側に行ける様に。

海岸線
アサイラムからこの世界を見た。世界はどんな時でも美しい。ふと、夢があった事を思い出す。描いても直に消えてしまう儚い夢。しっかりと両手で抱きしめた。もう二度と忘れてしまわない様に。この両手から巣立つ時まで

ペルソナ
この夢を守る為に情熱を取り戻したのならこの闇を突き抜ける為の羽根を纏おう 両手に守るべきものを抱きしめながら

太陽の仕業
太陽に目が眩む。野性の本能が疼きだし、両手から大切な物が雫れ落ちそうになる。色々な欲望が自らを包みこんで、もがくほど終りなきゲームの如く空を切る。全てが太陽の仕業

閉ざされた世界
欲望が過ぎると暗黒の絶望に覆われた。また閉じ込められるぐらいなら微かな光を求め走り続けよう例えこの体が滅びようとも。この両手から光を絶やさぬ様そして最後までこの世界から目を逸らさぬ様

汚れなき涙
腕に抱えたままの夢を空に返す時が来た 両手に光がなくても生きて行けると気がついた 自分の中の鼓動がここに存在してる証だと この鼓動を鳴らし続ける限り迷わないと気づいた自身の目は他の者に惑わされない眼差しを向けることが出来た。アサイラムから離れるときが近づいている。

パレード
長いトンネルを抜ける。元のあの世界に戻る為に。光に包まれ再び降り立ったこの世界はアサイラムへ行く前と変わらない世界だが、未来を捕まえる為今、初めの一歩を踏み出す。

clematis