「ちょころ」さんからの爆音レビュー！

聞けば聞くほど心に沁みてくる曲ばかりなんです。
2年間待ちに待ったアルバムでした。前作「パルス」がリリースされた時期は、就職活動中でよく面接に行く前に聴いてたんですよ。試験官よかかってこいやー！！っていう気持ちにしてくれました。それから、2年もたちましたか！今年の4月から働いていて、ほんと毎日毎日嫌なことばっかりだけど、バクホンの曲を聴くと悩みだとか、ふっとんじゃうんだよなぁ。
やはりファンとしては、重くて危ないヒリヒリした感じをバクホンに期待してると思うんです。だからといって昔に戻るわけではなく、進化した曲を作り出すのがすごいです。もういじけてなんかいない、俺は前をむいて生きていくんだというような力強さですよね。ほんとに感激。
バックホーンらしさって何なんだろうと思うし、「バックホーンらしいよね」といわれるのもメンバーのみなさん嫌だと思うのですが、これでこそTHE BACK HORNだなと思うアルバムでした。
決して、型にはまらない、音楽に対して全身全霊で向き合ってこそできる音楽なんだと思います。だからこそ心に突き刺さるものが大きい。
最後の「パレード」を聴くと、いろいろ考えてたことも忘れて走りだしたくなります。日々、どうして生きてるんだろうとか、わたしの存在価値ってなんなんだとか、考えてしまうけどTHE BACK HORNの音楽を聞くたびに励まされ、明日も生きようと思えるのです。

ちょころ