昨今は発達障害の子供が増え、幼児の5人に1人は発達障害、もしくはその傾向がある(グレーゾーン)の子供、と言われています。

そして、それらの子供達は、集団活動が苦手で、時に苦痛を感じるようです。

集団に適応できない子供は、いじめの対象になったり、仲間外れにされたり、先生に叱られたりして、自尊心を傷つけられて生きています。

その結果、二次障害(うつ病などのストレスからくる精神疾患等)が生じ、精神的に苦しんだり、極端な行動に走ってしまうケースもあります。

ここに、発達障害の人を理解する上で、大変参考になる動画があります。

発達障害者自らが語る体験談は、学者が書いた説明文よりも、はるかに分かりやすいです。

 


彼女は、周りに合わせる努力をしてきましたが、それでも苦手は続いているようで、普通の人がしている事を「マジック」と言っています。


一般の人から見れば彼女達は「気が利かない」「空気が読めない」「ボーとしている」と見られると思います。

でも、決してやる気がない訳ではないんです。

相手の立場に立って物を見る事は、大切ですね。

発達障害だと、カミングアウトした有名人も沢山いますが、殆どの人が「子供の頃、といも生きづらかった」と言っています。

私も放課後等デイサービスに勤務し、色んな子供達と接する機会がありますが、人それぞれ色んな「苦手」を抱えています。

彼らが周りから理解され、楽しい毎日を過ごせる様、願うものです。