マルサでの「溜まり」とは。脱税資金の使い途。 | 元国税OB税理士・マルサの事件簿

元国税OB税理士・マルサの事件簿

 元国税査察官(マルサ)のOB税理士です。
日常の出来事、税金に関する事件報道や人間模様、リアルと過去をリンクして思いを綴ります。
査察調査や税務調査でお困りの方遠慮なくご相談ください。

査察調査の話が遠ざかっていましたので今日は、

 

脱税した資金等 特異な隠し場所 のお話をします。

 

最近は 現金 を隠しているケースが多く把握されています。

 

① 自宅冷蔵庫の冷凍室(新聞紙で包んだもの)内  300万円

② 自宅裏庭のプランターの土中(ビニール袋)  2000万円

③ 自宅寝室のクロゼット内の手提げ紙袋内  8000万円

④ 実姉宅(預けていた)  1000万円

➄ 仏壇の天袋内  500万円 

⑥ ドレッサーのイス内  200万円 など   *金額は概算記憶です。

 

次は 金地

 

① 大鍋(直径50cm)内    50キロ(1キロ×50本)

② 古い自宅倉庫の畳の床下   20キロ1キロ×20本)

③ 自宅の金庫内  30キロ

 

 

 次に 預金通帳・印鑑・他

 

① ぬいぐるみのチャック内   印鑑

② 枕(そばかす)内      印鑑

③ 電気のコネクター内   預金通帳

④ 座布団内     定期預金証書

➄ 天井裏     株式取引報告書

 

などがありました。これはほんの一部です。

 

くれぐれもこれらを参考にして悪いことを考えないでくださいね。

これは、すべて見つかっているものですから!

 

脱税はいずれ見つかります。