ガサ入れ300回。元マルサの税理士 飯村正三 です。
今日は、私が税務署長のときに出会った頑張る女性職員を紹介します。
昨日は、「国際女性デー」とのこと。毎日愛読している日経新聞に世界の女性活躍の状況や差別・格差などの問題点も書かれていました。
日本においては、「森発言」に象徴されるようなことが現実にまだまだ起こっています。
そんな中にあって、私のFacebookの女性友達は、各界でイキイキとご自分の意見を述べて行動されています。
そんな女性の皆さんからいつも心地よい刺激を受け、「発信すること」の大切を感じています。
さて、私が紹介する二人の女性職員です。
一人は、現在、「マルサの女」として国税局で脱税の摘発に活躍し、
もう一人は、税務署を退職し、「検事」としいて活躍しています。
あまり詳しくお話しできませんが、当時、二人とも税務調査で重加算税賦課事案(売上除外や架空経費の計上など不正を行っていた。)をコンスタントに処理していました。
不正金額が大きな事案については、税務署長をはじめ署幹部の前で調査内容を説明しなければなりません。
二人とも限られた時間の中で調査ポイントを的確に説明していました。
まだまだ調査経験は少なかったですが、私の質問にも簡潔に自信をもって答えてくれました。
私の夢は、「マルサの女」となった女性職員が脱税事件を告発し、検事となった女性職員がその事案を捜査・起訴することです。
二人ともまだまだ経験不足ですが、どんどん成長して近い将来私の夢が実現することを切に願っております。