うれしい一言 | こども5人と冒険な日常

こども5人と冒険な日常

夫婦とこども5人の家族。こどものうちふたりがADHD、そして母の私も…?ちょっぴり変わった家族の刺激的あるいはフツーの日常。

小学生のとき、
毎晩つまらないことで
イライラし、かんしゃくをおこしては
絶叫、号泣を繰り返していた
ゆら。

ある日、部屋の間のドアのガラスに
投げたオモチャがあたり、
割れて家族も、本人も呆然。

私も情けなくて、片付けながら
涙が出ました。

小さかったゆきとゆりは、
毎日のことでもおびえていたし、
最後はいつも「こわーい」と泣いていました。

こどもたちに申し訳ないのと、
毎晩全ての修羅場が済んでからしか
帰ってこない夫に頼れないもどかしさで、
黙って家事をやることしかできなかったなあ。

ガラスが割れた事件のあと、
ゆらは自分の持つ破壊力に気づいたようで、
わあわあ騒ぐことを抑えるようになっていきました。

末っ子のゆめがうまれ、
赤ちゃんのむちゃくちゃぶりを
いとおしく思ううちに、
自分はもう甘えて泣きわめく立場ではないことに、
自然と気づいたようです。

そんなすっかりおだやかになったゆらが、
昨日言った言葉。

「おれ、ふだんイライラすることって全くないな。
セロトニン足りてる感じ」

ポーン
きみ!きみからそんな言葉をきく日が
くるなんて!

泣けます。もう、なんなんだ?と思いながら、
毎日息子とバトル、些細なことで
ぶちギレる息子を嫌いになってしまいそうで、
可愛かったときの笑顔を無理矢理
思い起こしては、最善の方法を模索していた
あの日々は、

無駄ではありませんでした。おねがい