4月初旬、長野県下伊那郡大鹿村の小渋川沿いある「大西公園」へ桜を見に行って来ました。

付近の道の駅「歌舞伎の里大鹿」から見た風景です。

 

 

例年だと4月中旬頃が見頃ですが、今年は3月に暖かい日が続いたため3月下旬には開花して一気に咲いてしまいました。

 

 

写真は南(上流側)から北を望んでいます。

左側は大西山です。山が大きく崩れた跡が見て取れます。

昭和36年に発生した三六災害で、大西山では大規模な土砂崩れが起こり、麓の部落を直撃し42名の方が亡くなられたそうです。

大西公園は、その崩落跡地に犠牲者の慰霊と村の復興を願って築かれたそうです。

 

 

例年ですと4月中旬頃、大鹿桜まつりが開催されますが、新型コロナウィルスの影響で中止だそうです・・(ノД`)シクシク。

ただ露店は出店し、日没後午後9時まではライトアップされ夜桜もご覧になれます。

 

以前訪れた時は、県外からのお花見ツアーで大型観光バスが数台来ていました。

 

 

平日でしたが花見客が結構いました。

いい天気で暖かったので、缶ビール、焼き鳥片手にお花見がしたかった、、。

 

 

集会用テントに描かれるは、大鹿村のマスコットキャラクター。右側は大鹿鹿丸、左側は大鹿景清(カゲキヨ)です。

分かりづらいですが、、。

大鹿村で300年以上伝承されている大鹿歌舞伎は、国の重要無形民俗文化財 だそう。

 

 

ソメイヨシノでしょうか。散り始めてはいましたが、ピンク色の花びらが綺麗でした。

 

 

枝垂れ桜です。

先週末雨の影響か花びらがすこしくすんで見えました。奥の赤い桜、品種は解りませんが、、綺麗です。

 

 

公園の高台には、大西観音像が大西山を背に公園を見下ろす様に立っております。

 

 

三六災害30周年の平成3年に大西観音が建立されたそうです。

 

 

村民の方が桜を植え始め、今では130種、3000本にもなるそう。新たな桜も植えられていました。

 

大西観音から北を望むと眼下に桜が広がっております。奥には集落も見えます。

 

 

大西観音から南を望むと、奥に雪が残る山が見えます。日本百名山のひとつ、赤石岳です。

ちょうど正面あたりでリニア中央新幹線のトンネル工事が進められており、大西観音様も見守っている事でしょう。

 

 

 

 

 

 

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アスザック株式会社 インフラエンジニアリング事業部 海外石材チーム

 

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