皇居(タカマ)にてあわのうた響きてのち
《 めでたきミチ トトノエテあり》皇居での勤労ご奉仕、、に数年前から何度か行かせていただいていた。最初の数回は、もう何十年もコツコツと団をまとめてご奉仕していた友人、じゅんこさんの団に加えてもらっての参加。思いがけない、大きな楠の垣根、皇后さまが名札を提供されて、名前をつけてもらっている一本一本の木々、陛下がお田植されている稲と粟、昭和天皇が、自然のままに、ありのままに、とおっしゃられたのを守ってきているという、氣の良い雑木林、熊野からの白石が敷き詰められた清庭、とんでもない樹齢と姿のだい大盆栽、蓮の揺れる池、禊どころ、陛下が好んでお散歩されるという桐の並木のある道、、、、、そして、そして、賢所。なんといっても、この、皇族の方々がお守になられ、この国の皇族であらしめられているといってもいい、東京の中心にこのようなところが、という冒しがたき聖所。そこの御門の前で、ほんのわずかな間、それぞれで頭を垂れたり、お参りを静かにさせていただき通り過ぎる。。。はじめてのとき、私は、ちょうど、伊勢の或る方の歌を集め、写真と合わせた構成の一冊を当時やっていた個人出版、ASUWAの名前で出版しないかとのご相談をいただいていた。日本中から慕われていらっしゃるその方の大切なご本を、形ばかりの力のない、私のところでなんて、いいのだろうか、と逡巡していた折、御門の前で、私はその伊勢の方のことを心に強く思い浮かべて祈った、、、そのとき、本当に、御門の板戸の間からもパーッと漏れてくる光が射して、聞いたのだ。深い声で「めでたきみちととのえてあり」と。。ええええ!!?ぼーっとしたまま、うながされて、また列で歩き出しながら、めでたきみち、めでたきみち、、、これは、出版してもよいということ?めでたきみち、というのは、、、?「おめでたい」私の頭の中には、今は目がご不自由な伊勢の先生が目がお見えになる奇跡と、ご本を陛下に献上されているお姿が浮かんで、帰宅してから、そのことを一緒に本に携わろうとしていた仲間や先生の奥様に恐れ入りながらも興奮して報告した。が、しかし・・・ まだまだ長いお話、みちのりなので、 ひとまず、このへんで、つづく。。。●~*