翌檜(あすなろ)です。

 今、ドラマ版「十角館の殺人」を最終話まで観終わったところです。

 

 いや~よく出来た「犯人あて」ミステリードラマだと思います。

 原作を何度も読んでいるものとして初めから観てみると

 細かい部分まで拘って作られているのが良く分かります。

 

 映像化が出来ないとされたそれまで信じていた世界が

 まさに根底からひっくり返る「あの一文」もドラマ化にあたって

 真正面から取り組んでいるのも好感が持てました。

 

 劇中である登場人物が「(人間の)思い込みによる作用」のようなセリフがあって

 それも見事に伏線として効いていたと思います。

 

 僕はもちろん真相が全く分かっている状態で初めから観ていたんですけど

 このドラマ、全く原作を読んでいないまま何の予備知識がないまま

 ご覧になった方はどれくらいの割合で真相に辿りつけたんでしょうかね?

 

 原作の展開を知っているものとしては

 あまりにも分かりやすいぐらい、初めからヒントというか真相に辿りつく

 証拠が明記されていて文字通り映し出されています。

 

 まじでこれでもかと……

 ちょっとやりすぎなので簡単に真相に辿り着いた人が案外多かったんじゃないかな?

 と思ってしまいます。

 

 小説を読んで想像して話の展開を知るのと

 視覚的に映像で話の展開を知るのではかなりの表現の差があり

 そこのところを今回のドラマは上手いこと作り上げてたんじゃないかなと

 思いました。

 

 まあ僕の中ではこのドラマを観るためだけでも生きてて良かったなと思います。

 

 ただ、仕方がないことですが無名で若い俳優さんを使っている為(舞台俳優出身者なのでは?)

 演技面でちょっと違和感を感じること多々でしたが(笑)。

 

 特に江南くん(笑)!

 まあそれも含めてのドラマ化「十角館の殺人」なのだと思います。

 

 この作品シリーズを次に映像化するなら「時計館の殺人」が次かなと思ったんですが

 犯人が使うトリックの為のアイテムが今現在の視点で見ると

 違和感があるので無理かもしれない……

 ある意味「十角館の殺人」よりそれがネックになりそう……

 

 

 

 昨日近くの公園にちょこっと花見に行って来ました。

 なかなか楽しめました。

 

 精神科の診察日で帰ってきてから即花見に行ったので

 帰宅後即うたた寝してしまいましたが( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)

 

 では今回はこの辺で

 また……

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 ←にほんブログ村に参加しています。ポチりとして頂ければ幸いです。