今年も、住環境をより良くしていきたいと思っているものの、日頃住んでいる家と、山の家と、実家とを行き来する生活をしているので、何にどこまで手を付けていいのか分からなくなってしまうことがあり、また山の家も綺麗に掃除をし、部屋のリフォームもしてきているので、後は、将来や全体のことも分かっている神様に祈りつつ、頂いたアイデアに沿って作業していこうと思っています。

 

そこで、先日、いつか手をつけたいと思っていた裏庭のキウイフルーツの木の下の隅のコーナーを掃除していたら、大きな塩ビパイプの中から畑用の支柱が沢山出てきたので、パイプを程よい長さに切り、支柱を使いやすく整理することにしました。

 

主人とまだ使えるものと処分するものに分け整理をしていると、今年はシイタケ栽培に挑戦しているので、シイタケが猿にやられないように、猿除けのネットをはり、ブルーベリーや他の果樹も育てられるコーナーを作るアイデアが浮かんできました黄色い花

 

また、そのコーナーを作るのに、必要なものが何から何まで用意されている仕組みも頂きました黄色い花 単管パイプ、ドア、針金、天井用の鉄策(雪対策用)、ネットを張る際の支柱、果樹用の大きな植木鉢、棚用のビールケースと防腐剤の塗った木材、猿用ネット(これだけネットで購入)

 

単管パイプは、先代がキウイフルーツの棚を作った際に使用した物なので、かなり錆さびで、取り外し可能なのか心配だったのですが、錆止めスプレーと工具を使い、見事に配置換えができたのは嬉しい驚きでした。

 

また、以前に畑の電柵を作った際にも、上からの侵入を防ぐために猿の嫌がるネットを購入したことがあり、冬は雪がそのネットに積もると電柵が傾いてしまうことも経験し、また、電柵のドアに使用した結束バンドを猿が食いちぎって侵入した経験もあったので、その時、強度の高いドアを購入し、実際には既にあるドアを補強してすんだので、使っていなかった新品のドアを今回使うことができ、想像以上に広いネット小屋が完成しました。鉄策も、先日の山の土地の区画整理の際に取り外した鉄策が使え、防腐剤の塗った木材も、実家の庭を片付けた際に出た廃材が利用できました。今回の作業をしてみて、何でも整理しながら取っておくと、将来思わぬところで利用できる、学びの多い作業になりましたラブラブ

 

 

ネットコーナーを作るだけでなく、足元を掃除しながら土づくりも同時に行ったので、その際、百均で買ってきた網で作ったお手製の篩が役立ちました。また、土の中から葉っぱ模様の鉄の板が出てきたので、また何かに利用したいと思っています。

 

以下の写真は、裏庭を整えていった工程です。 最初は、ジャングル化していた場所から木などを取り除き、風呂釜や昔の便器、ありとあらゆる廃材も撤去し、キウイフルーツの棚を半分にし、何本か木の移植もしていきました。

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薪ストーブ小屋から見える景色を楽しむために、白いフェンスを作り、植物を植えたり、木の作品を作ってみました。

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こちらは、畑のコーナーの現在に至るまでの工程です。最初の頃は、猿被害がなかったので、畑のあちこちを綺麗にし、石で囲んだ花壇を作ったり、畑も広々していたのですが、1年を通すと、草の繁殖がすごく、メンテナンスが大変になったので、畑の石を除き、なるべく手間がかからない方法に変えてきています。

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猿対策用に案山子を作ったり、猿が現れると犬の声がする装置をつけたり、いろいろなことを試みましたが、最終的に、家にあった古い電柵を使い、新たな電柵コーナーを作りました。また、電柵とは別に、たい肥や野菜を作るネットのコーナーも古いネットを利用して作ってみました。そして、今年は、電柵と緑のネットのコーナーの間に、お花見ができるスペースを創ってみました。季節の花が咲く木を植え、花とハーブの畑を作ってみましたラブラブ

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専門家にお願いして作ってもらったり、新しい物を購入して作るのは、早く綺麗に仕上げることができ、時に必要なことでもありますが、作られる工程を知る機会がなければ、上手にメンテナンスし有効活用する発想も乏しく、いつかは処分に困る状態がやってきます。また、自分でも経験すると、他人がやってくれる工程にも、感謝の気持ちが溢れてきます。既にある物を上手に使い、最後まで神様が下さった資源を大切に使わせてもらうことに美を感じます。

 

とは言っても、いきなりそういう発想にはならないので、日頃から、神様に祈り気づきをもらい、その気づきを経験に変え、少しでも神様の手となり足となれるように、自分を成長させていければと思っています虹