妄想族 心の中の損得勘定は、その人の‘顔‘に表れる 後編
アナタは「平常心」を
意識したことはありますか

平常心とは茶道などで
使われている言葉ですが

本来の意味は
「普段通りで平静である心」と

広辞苑では解説されています

ここでは、
平常心という言葉を

私なりの解釈で使ってみますね

「その人の本来の素の
ままの優しさや厳しさ

誰に対しても変わらない
自分らしい気持ちの表れ」
というものです

ですから損得を計算する人は

そういう気持ちをなくして
いくのではないかと

危惧してしまうのです

あれこれ助力を
求められるうちに

最初は善意で誰かの
手助けをしていた人の

気持ちの中に
「何かをしてあげれば、
こんな価値が得られる」

という思いが芽生えると

その人の素敵さは失われて
いきます

顔から輝きが消えた

抜け目のない女性を想像して
しまいます

そんな女性には、
こちらも

心を許して話ができなくなって
しまいます

損とか得というものは、
意識すればするほど人間から

「心」を消して
いくものだと思うのです

損得を計算してしまうと、
そこに現われてくるのは

「欲」だけで、そういうものを

強く求める人には最後には

「孤独」しか残らないんだよ

損得計算のない関係は
安心します

そんな関係にある人たちの
表情は豊かで

曇りひとつないでしょう

そういう人たちに
引き寄せられてくるのが

「幸福」だと思います

幸せというよりも
「幸福」です

私なりに感じるニュアンスですが

「幸福な関係」という
言い方がふさわしいでしょう

アナタの助力や協力や行動で

誰かが喜んでくれたほうが

アナタも嬉しいし

ゆったりした気持ちに
なれると思いませんか

そんなアナタの余裕ある感情が

男性を
惹きつけるんですよ
