妄想族 相手を気分よくさせる「ほめ方」をしていますか?前編
人をほめるのは、
案外難しいものです

なんでもほめればいい
というものではなく

相手が喜んでくれるように

的確にほめなくては
ならないからです

そんなことを言われると

何も言えなくなってしまう

と言う人もいるかもしれません

では、相手のどこをほめたら
いいのかわからない時は

まず自分自身のことを
考えてみて下さい

自分がどこをほめたら嬉しいのか

どこをほめられたら
嫌なのかを考えるんだよ

そうして考えれば、自然と
答えは出てくるはずです

今回は例えはいらないね

自分のことをよく考えてみて下さい

「ここはあまり人には
見てほしくない」と

思うところがあるのでは
ありませんか

そんなところをほめられたら

皮肉にしか聞こえませんよね

たまたま相手の密かな自信のある

ところだったら効果がありますが

そうでなければ、
喜ばれるどころか

逆に相手は反感さえ
おぼえるでしょう

ほめるときには

みんながほめるところを
ほめるのが一番なのです

「これをほめたてあげたら、
この人は

もっと魅力的になるのに

こんなことを言ってあげたら

この人は表情がもっと
素敵になるのに

と考えるのは

まったくのおせっかいです

アナタのおせっかいが

逆にその人を傷つけることだって
あるんだよ

相手の魅力を見つけたとしても

それを口にする前に慎重になる
必要があります

可もなく不可もなく、
最大公約数的なほめ方が

一番いいのです

アナタが発見したその人の魅力は

即座に口にしないで

しばらく心の中に
しまっておいて下さい

そしていつか、その人と
もっと親密になって

相手のほうから
「私のここってどう思う

と質問されたら

そのときにほめて
あげて下さいね
