妄想族 「嘘つき」よりも「正直者」が勝ち残る
江戸時代から続く
老舗の商家には

「正直な商売」を信念に

しているところが多くあります

嘘が、もっとも
商売を駄目にする

ということを知っているからですよ

タダ同然で仕入れた商品を

高級品と偽って
高い値段で売るなど

お客さんをだますような
商売をしても

儲かるのはほんの一時期だけで

決して長く続きません

「人を動かすのは信用です」

商売とは信用を介して、
商品とお金の

やりとりをすることなんだよ

「信頼」とは、
商売だけでなく

すべての人間関係の
元になるものです

相手に気に入られるためとか

都合の悪いことを
ごまかすために嘘をついて

その場を丸く収めることも
あるかもしれませんが

嘘とはいずれバレるものです

そしてバレたら最後、
相手の信頼を一切失うでしょう

一度失った信用を取り戻すのは

簡単なことではありません

儲けはわずかであっても

正直な商売をすることで

お客さんの信用も
ついてくるんだよ

「嘘つきは泥棒の始まり」
と言うように

いくら本人にその気がなくとも

世間では、嘘をついた人を

「泥棒」と呼ぶんだよ

常に正直であることが

人間関係の基本であり

長く繁栄する秘訣ですよ
