妄想族 恋をしてまもない気持ち♪ おやすみ
好きな人から目が離せない

気づけば目で追っている

一つ一つの仕草や動きや声を
自分の中に刷り込むようにね

さりげなく

何でもない顔をしながら

違うところを見ているような
ふりをして

心の中で追いかける

付き合い始めの頃

お互いのペースは
まだつかめない

どんなタイミングで電話を
かけてくるのか

どんな場所で
待ち合わせをするのか

食べ物の好みや好きな音楽

服の趣味やどんな車が好きで、
どんな運転をするのか

毎日が発見です

それも本当に
ささやかかなもの

でももう少し正直になると、
それは発見であると同時に

実は過ぎ去った恋との
決別でもあるんだよ

つないだ手がしっくり
馴染み

重ねた唇がしっとりと
馴染む

シャツの柔らかさが手のひらに
馴染み

お互いの背の高さにも馴染む

それは相手のすべてを

自分のことのように
感じることではなく

しっくりと馴染んだ
感覚によって

相手を感じるということですよ

従属することではなく

支配することでもなく

細胞の一つ一つが恋を
しているという感覚です

そんな恋の醍醐味を
しっかりと感じて
下さいね
