妄想族 失恋した後には「運命の出逢い」があるって本当かなぁ?
せっかくのロマンティックな
気持ちに水を差すようですが

もし本当にそういう
出逢いがあったなら、

まさに偶然の賜物といえると
思います

多くの場合、失恋した後の

「運命の出逢い」は
勘違いに終わります

失恋したあとは気持ちが
落ち込んで

誰かに救って欲しいと
願う気持ちでいっぱいですから

そんな時に出逢った人のことを
「神様が遣わしてくれた」とか

「運命の出逢い」と
思いやすいんですよ

失恋後は落ち込んだ分

哀しい分

辛い分

それと同じぐらいの量の
ときめきや喜びを求めます

振り子の原理と同じで

何とか明るい反対方向へ
自分を持っていきたいんですよ

そんなときは出逢った人を
「運命の人」のように

思いこんでしまうことが
あります

失恋後ではなくても、
仕事や勉強の結果が悪い時や

友情が崩れ去った後などは

新しい出逢った優しい人が
神様のように見えるものなんですよ

自分に救いの手を差し伸べて
くれている気がするし

マイナスの感情を
平常の状態に戻して

さらにプラスの位置にまで
押し上げてくれるものですから

重大な意味のある出逢いと
思ってしまうんですよ

しか~し

だからといってそれが
「運命の出逢い」
とは思えません

決してマイナス思考で
言っているわけではないんですよ

妄想族が思うのは、
失恋したあとは

しばらくその失恋の余韻の
中にいるべきだということです

(もちろん反論覚悟です)
そうそう簡単に新しい
出逢いを求めるのではなく

その失恋の痛みや思いを
しっかり抱きしめて欲しいのです

その失恋こそ、
運命の失恋かもしれません

なぜ別れてしまったのか

なぜあの時あのように
行動したのか・・・・・
としっかり失恋後の思いを
味わってください

その中にこそ、
アナタの新しい人生が
隠されているように思えます

冷静な時に産まれる

熱く熱く燃える気持ちこそが
恋愛だと思うんだ

藁をもすがるような思いで
「助けてくれるなら誰だっていい

と思うことさえありますから、
それだけ間違いやすいんですよ

どうしようもなく哀しいときに

風のようにフッと現れた
人には要注意ですよ

何故なら、
その時のアナタは、
とにかくその辛い時間を

一人で過したくないという
思いがいっぱいで

冷静とは
言えないからなんです
