妄想族 正しいことは、時と場合で変わる
たとえば、こんな時、
アナタならどうしますか

アナタの彼が仕事で
失敗をして

先輩から何時間も厳しく
しぼられました

客観的に見ると、実際に
彼の仕事のやり方が
悪かったのですが

彼は先輩から怒られた
ことについて納得していません

「先輩が自分にミスを押しつけた」
とか
「今回はたまたま運が悪かった」
と愚痴を言って

メソメソしたり
イライラしたりしています

アナタが勝ち気な人だったら

「どう考えてもアナタに非があるわよ」
などと

相手を批判したくなって
しまうかもしれません

しか~し、この場合は

彼の言葉を静かに聞いて
あげてほしいと思います

彼は今、
徹底的に落ちこんで、
やけになっているのです

自分でもきっと、
そんな自分を情けないと
思っているでしょう

それなのに、
周囲から責められて

それも言い訳のしようがない
正論を突きつけられたら

本人は間違いなく傷つきます

自信も失うでしょうし、
自尊心はズタズタになるでしょう

大切なのはタイミングです

アナタが主張することが
イケないわけではありません

ただ、彼を傷つけない
配慮がほしいのです

次の日、すっかり
落ち着いた状態の彼に

アドバイスとして
アナタの意見を伝えるなら

まったく問題はないのです

落ちこんでいる彼をさらに
落ちこませるような発言は

必要ないということです

何が正しいかは、
時と場合によって変わるのです

彼がまさに目の前で
落ちこんでいるこの場合の
正しさは

彼の話を静かに聞いて
あげることなんですよ

正義はTPOに応じて
表現しなくてはイケない
ということです

相手に対する尊重を
決して忘れてはイケないよ

自分の主張を通すことの
メリットにくらべ

他人を傷つけることの
デメリットがどれだけ大きいか

もう一度考えてみて下さいね

PS
落ちこんでいる人には、
正論より

まず共感をあげるのが
ルールDAKARAね
