妄想族 タイトルなしで
失敗をしたり、
悲しいことがあった時

人は自分という存在の
小ささを

思い知らされるものです

自分のことがちっぽけに
思え自暴自棄になることも

ネガティブな思考に陥り

悶々としながら考えを
巡らせるのは案外容易な
ことです

解決方法は見つからないと
わかっていても

上りのないゲームを
しているみたいに

同じ場所をうろうろして
しまうのです

たとえばね

小さな生き物が黙々と
自分たちの営みを

行っているのを見て
感動することがあるでしょう

小さくても完璧な
生命としてのメカニズムを
備え

自然の法則に従って
生きているのを見る時

私たちは命の素晴らしさを
感じずにはいられません

それなのに、
自分の命の素晴らしさについて

感動することは稀です

あまりにも当たり前のように
自分の肉体を考えていませんか

命のシステムは完璧です

私たちは神様にしか
創造できない体を持ちながら

感謝することを忘れて
いるばかりか粗末にもしています

肉体に宿る魂

それこそが今生きている
自分の核であることを
思いだしてみるのです

肉体が傷を負えば

体中の機能が総動員して
傷を治そうとするように

傷ついた魂も再生する力が

あることを信じたいと
思います

そして再生できる時期の訪れを

静かに待ちましょう
