妄想族 こんな思い込みで損をしていませんか?
「価値観の合う人」
好みの異性のタイプを聞かれて

真っ先にこう答える人が
少なくあ~りません

確かに初対面でも

好きな映画やよく
聴く音楽など

何か一つ共通点を
見つけられると

すんなり意気投合します

共通している部分のある相手は

自然と前向きに
受け入れようと心理が
働くのです

ただそうはいっても、
しょせんは違う人間です

100%一致するということは、
ありえません

たとえばね

「色にこだわりがある」
というのが

アナタと彼との
共通点としましょう

ところが、
色といっても

実に様々な色合いが
ありますよね

ブルーという色をとっても

スカイブルー、
サファイヤブルーなど

鮮やかさや明るさなどによって

微妙に異なる
「ブルー」が
存在します

アナタが好きななのは
スカイブルー、
彼が好きなのは鮮やかな
サファイヤブルー

同じ「ブルー」でも、
両者には大きな違いが
あります

アナタは淡いブルーで
部屋を統一したくても

彼のほうはもっと
鮮やかなブルーにしたい

お互い色にこだわりが
あるだけに

互いにかえっても
どかしさを感じてしまいます

価値観で結ばれた関係は

価値観がズレてしまうと
逆に崩れやすいのです

また昨日の自分と
今日の自分が違うように

価値観も変わっていくものだよ

「価値観の合わない人とは
つき合えない」
と頭ごなしに決めつけて
いる人がいますが

変化していくものを
基準にしてセレクションの
幅を狭めてしまうのは

もったいないことですよ

また、
何より自分の価値観に
しがみついて

「私は絶対にこう」と

頑なになるのは
美しくあ~りません

「自分」を
持つことは大切ですが

相手を理解したり

受け入れようとしたりする
柔軟性も必要だよ

はじめは価値観の
まったく合わなかった二人が

つき合っているうちに
なんとなく

価値観が似てきたという
例も少なくあ~りません

価値観が異なっていても、
お互いに相手の価値観を認め

尊重し合うことで、
いくらでもいい関係を
築いていけますよ

価値観にがんじがらめになると

人生は損をするよ

アナタも、
つまらない思い込みは

どんどん捨て、
軽やかな心で歩きましょうよ

同じ道でも、
今まで見えなかったものが

たくさんあることに
気づくはずだよ

そこに新たな価値を
見出していくんですよ
