妄想族 片思いの自分がもどかしい時
誰かを密かに心の
指定席に置いておく

これはとても素敵な
ことだと思いませんか

片思いというのは

いわば自分だけが知っている
たった一つの秘密です

しかもとても心が温かく
なります

高級な秘密といえます

口にしなければ

その思いをずっと胸の中で
感じていられるのです

相手を見た瞬間に

自分の心のなかだけで
「好き」と伝える
自分がいる

この状態が恋愛の
過程において一番贅沢な
パターンだよ

「好き」という感情は
言葉で伝えなくてもいいのですよ

口に出さなくても、
何故か顔つきや

視線で自然と伝わって
しまうものです

そんな「好き」
という気持ちを

感じている時が最高だと
思います

何をしていても楽しくて
何となく心が温かい

当然人にも優しくできます

そういう時の表情は
誰しもが美しい優しさを
たたえているものです

言葉で伝えることが
すべてではありません

気持ちを打ち明けることなく

大事に大切に関係を保ちながら

ある時、
一緒に歩いていて

どちらからともなく
手を握り合って

そこから少しずつ
積み重ね合っていく

というのが贅沢な恋愛の
進め方ですよ

そして、そこまでの
時間の流れこそが宝石なのです

焦って気持ちを伝えるより

恋が始まるまでの時間を
楽しみましょう

その贅沢を是非アナタにも
知っていただきたいと
思います
