妄想族 ちょっと不幸を感じたとき
人は「他人」を
気にする生き物です

あの人と自分と、
どちらが美しいのか

ライバルと自分と、
どちらが評価されているのか

あの人と自分と、
どちらがより幸せか

このように他人と自分を
比べずには、
いられないのです

それが「人間の性」
ですから

無理に比べるのを
やめろとはいいません

重要なのは
「自分のほうが負けている」
と感じた時にどうするかです

たとえばね

同期の同僚が
自分より先に昇進した時。
愚かな人は
「先を越された、
悔しい、自分はもうダメだ」
と大騒ぎして、
心を波立てます

一方、賢い人は
波立った感情が

自分の利益にならない
ことを知っているので

心の平安を保つように
心がけます

では、どのように
平静を保つのかというと

ライバルを祝福し

先を越された悔しさを

「もっと頑張ろう」
というエネルギーに
変えるのです

どんなに悔しくても
怒りたくなることがあっても

そのネガティブな感情の
まま行動すれば

決して幸せな結果は招きません

他人と比べてしまう自分を

むやみに責める必要も
あ~りません

ただ、
比べたあとの感情に

責任を持つことが
重要なんですよ

いつでも心を前向きに

そしてフラットな状態に
していられるのが

賢い人の証だよ

PS
愚かな人は

自分と他人を比較して
悔しがります

しか~し賢い人は

自分と他人を比較して
励みにするんですよ
