妄想族 「無理している自分」に気づいていますか?
自分の感情を見失うまで

他人の期待に応えようと
する人がいます

上司や同僚に評価され

受け入れてもらうために
無理をして働きすぎる人が
います

真面目に働くことが

認められるために
必要なことであると
思っているからです

人から気に入られる
ために人を喜ばそうとする人は

自分の感情を偽ります

つまらないのに
「おもしろい」と言う

嬉しくなくても
「嬉しい」と言う

「こんなことを何で
私に頼むのか」と
内心怒りながらも
明るい声で
「はい、わかりました」と言う

好かれたい、
愛されたい、
ほめられたい
から自分を裏切る

「自分を裏切る」
と言って言いすぎなら
「無理をする」
無理をするから

たとえ期待どおりに
好かれても心の中は
スッキリしない

本当は行きたいのに
「ここに残る」と言う

本当は美味しくないのに
「美味しい」と言う

皆、相手の気持ちを
推測してのことです

何故か欲しいものを
欲しいと言えない

欲しくもないものを
欲しくないと言えない

好きなものを
好きと言えない

イヤなものを
イヤと言えない

自分のしたいことを
したいと言って
嫌われるのが怖いから

自分のしたいことも
したいと言えない

そしてこのように、
自分の気持ちに無理を
続けるから

相手に対して憎しみを
持つようになります

もちろん、この憎しみは

意識されることなく
無意識に追いやられる
こともあるし

意識されることもあります

しかし、
いずれにしろ何となく

その人といると
不快感が出てくる

人は誰でもひとりで
いたい時もあります

べつに相手が
嫌いなわけでわない

それなのに
「ひとりでいる」
と言えない

相手と一緒にいたくないと言うと

気まずくなるような
気がするからです

しかし、無理をして
一緒にいるから気分が
重たくなる

何となく気持ちが
ふさいでくる

気持ちが晴れないのです

相手のことを考えて
お互い無理をしながらも

かえってお互い不愉快になる

自分の気持ちに正直にしていれば

一緒にいて気持ちが晴れるんです

気が弱い人はそれが
できないですが

自分の気持ちに正直に
生きていこうよ




