妄想族 自分が幸せになる「言葉」を持っている人
人が心を平静に保てるのは

驚きや喜びや怒りという感情を

言葉にして口から吐き出して

いるからではないでしょうか

もし言葉がなかったら

感情をもてあまして

爆発してしまうかも

しれませんね

人は、
心の中に積もっていく

様々な思いを

一つひとつ言葉にできる

才能を持っています

言葉は、
人間にとって大切な財産です

それと同時に危険な

ものでもあるのです

何故かというと、言葉は

その人のエネルギーが姿を

変えたものだからだよ

そんな言葉をアナタも自由に

あやつってみませんか

三島由紀夫の「金閣寺」
という小説に

とても好きな一行があります

「雪は私たちを少年らしい
気持ちにさせる」
というものです

とくに雪の少ない場所に

生きている人間は

ちらちら降ってくる

わずかな雪を見ただけでも

懐かしく心温まる情景を

イメージするものです

大人になって仕事や

人間関係で様々な

闘いを続けていて、
時に自分を忘れて

しまいそうな時

空から舞い降りてくる

雪を見ると

時間が過去へと戻っていきます

そして思うのです、
こんな生き方は間違っては

いないだろうか

はたしてこの仕事をすることが

自分のためになるのだろうか

誰かを犠牲にした場所で、
自分は満足していたのではないのか

と

アナタも是非、気になった

言葉をメモして下さいね

アナタのこれからの人生を

美しく彩るような言葉が

いくつもいくつも

刻まれることでしょう




