妄想族 「慣れてしまった環境」から一歩踏み出す 後編 追記あり
目を閉じていても

歩けるくらい慣れた道から

目を開けていないと歩けない

知らない道へ足を向けて下さい

いつも同じ風景に

包まれていると

「見る力」は弱くなって

しまいます

チラッと視界を

かすめただけで

「ああ、そこには
ショーウィンドーがあり

その中には綺麗な化粧品の
ディスプレーがあって

その3メートル先には
可愛い素敵なカフェがある

とわかってしまう

春は桜色、
秋は紅葉の色というように

季節ほとにムードを

変えている店頭の

彩りさえ感知できなくなって

いるのです

感動も驚きも小さな

発見さえなく

ただ見えている、ただそこに

あると思うだけなのです

だからこそ、
一つ手前の駅で降りて

新鮮な空気を吸い

彩り鮮やかな街をしっかり

目に焼きつけながら

歩いてほしいのです

新鮮な景色の中を

ゆったり散歩する

まさに健康的なひとときです

健康的な肉体に

健康な恋の芽があります

そうしているうちに、
今まで何となく

「恋愛できたらいいなぁ」
と思っていただけの人も

真剣に恋愛をしてみようと

思えてくるはずだよ

面倒でもわざわざ

一つ手前の駅で降りて

自分の目を活性化させ

ただ何となく安定した

暮らしから脱出する

すると今までには

なかったドキドキ感や

何か起きそうな期待感や

自信が生まれてくるでしょう

新しい風はアナタをきっと

新しい時間へと

誘(いざな)って

くれるはずだからね


P
2回目の脳梗塞で
自宅養生しています




