妄想族 男は何故「断る」のが苦手なのか?
男にとって「断る」

ということは

自分で自分の能力や

実力を否定して

しまうようなものです

自分の可能性も


あるいは人間としての存在も

自ら否定してしまうような

気になります

ですから断ることなんて

間違ってもできないのです

と

大袈裟に

書いちゃいましたけれど

事実何かを頼まれて

それを「断る」なんて

相手に自分を小さく

見せるようなものなんですよ

もちろん頼まれる

内容によっては断ります

膨大なお金を貸してくれと

いわれてもできません

しかし、
多少の無理をすれば

何とかなる程度の

借金を頼まれれば

仕方なく貸してしまうでしょう

そのくせ、1人になると

後悔しているのです

「断ればよかった」とね

頼まれたことに喜びを

感じると同時に

気軽に引き受けて

しまった自分に対して

自己嫌悪を感じます

そのあたりが矛盾しています

きっと他の人に相談

できなかったのだろうな

と自分のところに相談に

来た相手の心を思うと

無上の喜びを感じます

ところが、1人になると

気前のいい男を

演じた自分に

嫌気がさします

けれど、
そんな自分のすべてを

否定したくない男の

意地みたいなものが

あるんですよ

男には自分に

できないことはないと

思いたいのです

ただ単に今まで

やったことがないだけだ

経験がないだけだ

と思っています

その気になれば

やる気になれば何だってできる

頼まれたことも相談されたことも

あるいはヒマラヤ登山も

北極の探検も

別の仕事につくことも

ただやっていないだけだ、と

DAKARA断れないのです

自分を1番認めているからです

断るなんて、
人間失格だとも感じます

無理をしているくせに

私という人間とつきあいが
できてよかったね

と、相手に対して感じ

自分一人悦に

入ることが好きなのです

男はこの感情をくり返して

明日の自分を

つくっていくんです

取り返しの

つかないほどの失敗なんて

そんなに多くあるはずは

ないのです

ただし

自分の彼氏さんがあまりにも

何でもかんでも

抱え込むようなら

そっと注意してあげましょうね

ほどほどにね



