妄想族 あの日の気持ち
ずっと一人で

大人になったような

つもりでいたのだけれど

ある時期から子供の頃のことを

無性に思い出すことが多くなった

あんなこともあった

こんなこともあったと

思い出してしているうちに

自分がとても

愛されていたことに気づく

親にとても愛されて

大切にされていたことに気づく

だから落ち込んだ時

自分に何の価値も

感じられないくらい辛い時には

愛された記憶を

呼び覚ましてみよう

それは、
自分が今ここに存在している

意味を確かに教えてくれ

励ましてくれます

もちろん誰もが愛された

記憶ばかりがあるわけがないでしょう

むしろ、
辛い記憶が色濃く

残っている人も多いでしょう

でも辛い体験も、
私たちの礎になります

その辛い体験が

ポジティブに働くか

ネガティブに働くか

それは、本人にしかわからない

ある時期が来たら

辛い記憶を手放して

その記憶の向こう側にある

光を見つめることが

大切なんだと思う

そう、辛い体験ではなく

生まれたことの意味と喜びを

感じられるようになることだよ

だって命があるって

凄いことなんですよ

そう素直に思えた瞬間は

本当に光に包まれるような

体験になりますよ


