妄想族 思い出に変わるまで・・・・・
もしも恋人が他の人を
好きになったら・・・・
たとえば会えない日が
続いたりすると
まだ起こってもいないことを
想像(妄想)して
悲しくなることがある
悪い想像はどんどん膨らみ
涙してしまう・・・・
という経験をした人は
少なくないでしょう
恋人のまわりに
いる人が気になる
気にする自分が
情けないとわかっていながら
その気持ちを
無視することができない
自分がいる
これもある種の嫉妬でしょう
身体の奥深くに
潜在するウイルスのように
嫉妬という感情は
気づかないうちに心に
巣食ってしまいます
自分に自身がないから
なのだろうか
コンプレックスやプライド
そんなものが嫉妬と
なるのだろうか
それとも恋人のことを
信じていないのだろうか
恋人の心がもう自分の
ところにないと知った時
その怒りや悲しみの
矛先は恋人ではなく
恋人を「奪った」
誰かに向けられるものだ
そして、もしもその
「誰か」が自分の友達だったら・・・・・・
恋人と友達を失った喪失感を
いったいどこに向けたらいいのか
誰とも分かち合えない
孤独の中に落ちて
しまうでしょう
心の中は嵐が
吹き荒れているだろうが
心も魂も汚してはいけない
嫉妬で自分を傷をつけ
どうしてだ
というこだわりで目を
曇らせてはいけないよ
そう思ったところで
心の嵐がすぐに去る
わけではないだろう
でも自分の感情で
ありながら決して流されない
そんな思いが、
いつか私たちを救って
くれるのではないかと思う