妄想族 それはすでに幸運との出逢い

不運は、

はたして本当に

不運なのだろうか

不運を吸収しないことには

辿り着けない高みも

あるのではないか

傷ついたり

悲しんだり

失敗を経験しない人に

はたして人の痛みを

理解できるのだろうか

優しい人間に

なれるのだろうか

不運は、

はたして本当に

不運なのだろうか

高い視点から見れば

違ってくるのではないだろうか

不運に出逢ったことを

幸運に思えるのは

妄想族だけなのだろうか

たとえその不運が

自分の魂を深く痛ませる

辛く悲しい経験で

あったとしても

それでも

幸運だったと

静に思えます

妄想族は、

そんな強い人間に

なりたいですね