妄想族 リフレイン
自分の人生で

起こった出来事・・・・・・・
いいことでも

辛いことであっても

それは神様からの贈り物だよ

そう思えるようになるまでには

体中の水分が無くなって

しまうのではないかと

思うくらい泣いて

胃がひっくり返るような

痛みを味わって

やっと辿り着いた、
今この瞬間での

「悟り」であります

愛する人との別れが

目の前にある時

私たちは人生のとんでもない

渦の中にいることを

実感します

ここで「さよなら」と

ひとこと言ってしまったら

もう一生会うことも

なくなりますよ

何度、別れを経験しても

その瞬間は崖の上から

谷底を覗きこむような

怖さを伴うよ

そのひとことを

口にするかしないかで

運命が変わって

しまうのだからね

二人の間に愛というものが

無くなってしまったから

別れがくるのだろうか

確かにあったはずの

「愛」はどこへ行ったのだろう

あんなに自分を愛してくれた

恋人の気持ちはどこへ

行ったのだろう

人の心が変わっていくのは

わかっていても

リフレインする思い

こんな時、
理屈や理論なんて

何の役にも立たない

その思いを理屈で考えれば

いくらでも答えは出るけれど

ちっとも心を通り抜けていかない

ただ一つわかっていたのは

いつかきっとわかる日が

くるということだけだ

どうにもならない気持ちを

一つ一つ乗り越えていくことが

たぶん「生きる」ということに

つながっていくのだとね


