妄想族 夢 ① ②
夢と言ってしまうと

何だか大袈裟で

立派なことでなければ

ならないようなイメージを

思っていませんか

一生かかっても

叶えなければならないような

もちろん若い時から

大きな夢を掲げて

自分の道を歩けるのは

素晴らしいことだし

ある意味でとても幸運です

まず、叶えたい何かを

見つけられたことだけでも

ラッキーかもしれないよ

夢といえるような

夢が思い浮かばなくても

嘆くことはないんですよ

今は自分の夢が

何だかわからなくても

夢を抱くことを

あきらめなければいいんです

夢はあきらめてしまえば

終わってしまいますよ

あきらめた途端に

世界は色あせて

味気ないものに

なってしまいます

夢を見ることを

あきらめるのは

自分の中の可能性も

見い出せなくなって

しまうのと同じなんですよ

②
私たちにはどんな

ささやかなことでも

夢に変えてしまう

スイッチがあるんだよ

無意識のうちに

そのスイッチの存在に

気づいている人は

夢を見ることが

とても上手です

例えばね

行ったことのない場所に行く

ずっと着てみたいと

思っていたドレスに腕を通す

新しい習い事をする

毎日誰かと出逢いたいと思う

仕事に打ち込む

そんなささやかな

何かを達成させることは

夢を叶えている

ということには

ならないだろうか

ささやかなこと・・・・・
それが仕事上の義務や

任務であったとしても

夢として数えられないだろうか

個人的に何かを実現達成すること

どんなスケールのことであっても

それは立派な夢です

それは、
私たちが元々持っている

スイッチなんですよ

行ってみたい

レストランで食事をした

ひとつの夢が叶った

こう解釈した時

夢のスイッチがオンに

なっているんですよ


