妄想族 いつか出逢う運命の人
人生は

めぐり逢いによって

創られているようです

中にはその場だけの

短い間だけの

ご縁の人もいます

でも不思議なもので

自分にとっての

大きな出逢いは

まるであらかじめ

仕組まれたように

偶然や必然が

交錯しています

だから皆
「出逢い」というものに

未来を託すんじゃないかなぁ

「もしかしたら

これが運命の出逢い

かもしれない

大人になっても

薄れることのない思いでしょう

いえ、
ずっと大人になってからのほうが

運命的なものを求めるのは

起こった出来事には

みんな意味があることを

よく知っているからなんだよね

ドラマティックな

出逢いでなければ

運命を感じない・・・・
心のどこかにそんな思いが

根付いてはいないだろうか・・・
または、自分の運命には

そんな素敵な出逢い

なんて起こらない

と最初からあきらめていませんか

でも、
ドラマティックみたいなことは

起こらなくても

私たちはすごく悲しみ

ものすごく淋しさを感じ

そして大きな喜びに

胸を熱くします

私たちは小さな存在かも

しれないけど

自分にしかわからない

悲しみや淋しさは

とてもつもなく深い

どんな平凡な毎日を

過そうとしていようと

心の奥の宇宙のように

広がる暗闇の中で

誰もが一生懸命に

生きています

そのことを思い出すと

胸がいっぱいになるんだよね

運命の出逢いではなく

出逢ったことが

運命なんじゃないかな

だから今近くにいる

誰をも大切にしたい

そんな気持ちでいられたら

小さな出逢いから始まる
「何か」に
ふっと気づくことが

できると思うんだ


