妄想族 失った力はとりもどせる
生きているうえで、
私たちはいろいろなものを失うことがあります。
物を失う


地位を失う


愛を失う


幸せを失う・・・・・・・・・・
私がここでいう「失う」とは、
なんらかの出来事に対する心の

受け取り方の問題です

そういう意味では、心のもち方ひとつで

いつも何も失わない(心が傷つかない)
でいることはできるんです

とはいえ、物理的に何かを失う

という現象があることを

否定しようというのではありません

痛みをともなう出来事や、
心が傷くようなことが起きた時、
それを自分の中で解決させないままでいると

さらにネガティブな事態を

招き続ける原因になると、いいたいのです

失う(=傷つく)ことを恐れて、
なにごとにも立ち向かわず

逃げてばかりいる人がいる一方で

失うことを恐れる反動から、
むやみに乱暴になったり

他人を攻撃したりする人もいます

そのいずれにもならず、
自分がこうむった痛みを捨て去り

失った力をとりもどすことはできるんですよ

傷ついた時、心ばかりではなく、
全身の細胞一つが、その痛みを記憶していマっする

ですから、自分を回復させるには

心と体にしみついている不必要なものを解き放ち

捨て去らなくてはなりません

いつまでもつかんでいないで、
全身から放してやるんですよ

「傷ついたままでいたい」と
自ら望んでいるのならともかく、
そうでないのなら


傷ついたままでいることになど

なんの価値もないのですからね


